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定年退職、専業主婦も…ひきこもり多様な姿 問題の根深さ示す

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2019年03月29日 11:00  毎日新聞

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毎日新聞

写真ひきこもりの「親父の会」に集まってきた70代の父親たち。年金やアルバイトで子どもたちの生活を支えている=2019年1月5日、市川明代撮影
ひきこもりの「親父の会」に集まってきた70代の父親たち。年金やアルバイトで子どもたちの生活を支えている=2019年1月5日、市川明代撮影

 中高年を対象とした内閣府の調査は、ひきこもりが若い世代だけではなく幅広い年齢層の問題だということを裏付けた。全体で100万人規模という数の多さに加え、ひきこもりの人の属性の多様さは、問題の根深さを感じさせる。


 調査では、ひきこもりの人の3人に1人が、主に生計を立てているのが「父」や「母」だった。80代の親が長期間ひきこもる50代の子どもを支える「8050問題」が指摘されている。40代が中高年のひきこもりの約4割を占めるとの結果は、「8050問題」が今後、より深刻化する恐れがあることを示している。


 一方で、60歳以上も全体の4分の1に上る。定年退職後に居場所を失ってひきこもったり、ひきこもりが長期間に及んだりしたことがうかがえる。「専業主婦」や「家事手伝い」とされながら実態はひきこもりだったケースがあることも分かった。ひきこもりの人たちのさまざまな「姿」が浮かび上がる。


 「ひきこもりは青少年の問題」と考えてきた国や多くの自治体にとって、今回の調査は新たな対策に向けたスタートにすぎない。政府には、自治体だけでなく民間の支援団体との連携も含め早急に対策への道筋を付けることが求められる。【阿部亮介】


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