ベトナム中部ダナンのパワースポット、「五行山」へ巡礼に行ってみよう!

0

2018年07月13日 11:31  GOTRIP!

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

GOTRIP!

写真

ベトナム中部最大の都市、ダナン。その中心地からホイアン方面へ20分ほど走ったところに、ダナンのパワースポットとして知られる「五行山」があります。

五行山は、風水にちなんだ名前が付けられた5つの山(ホアソン・トゥイーソン・モックソン・キンソン・トーソン)からなる連山です。

山全体が石灰岩と大理石からできていることから「マーブルマウテン」とも呼ばれています。

五行山の5つの山のうちの1つである「水山(トゥイーソン)」には散策コースが整備され、山の中に点在する寺院や祠をまわる巡礼に訪れる人が後を絶ちません。

大理石が採れる山だからか、山のふもとには石像・仏像を売るお店がたくさん。

正面に見える石段がトゥイーソンへの入り口です。

トゥイーソンに入山するには、チケットオフィスで入山料40000ドン(約200円)を支払います。

入山料を支払うとチケットをもらえるので、石段の下にいる係の人に渡せばOK。

15000ドン(約75円)で、マップとポストカードセットも購入できます。

石段を上って、山頂を目指しましょう。この石段、急勾配な上にかなり長いので、水分を取りながら、自分のペースで上がるのがおすすめ。

石段を上りきり、苔むした門をくぐると、最初のスポットであるリンウン寺が見えます。

中国らしい雰囲気を持つ寺院です。

その近くには高台へと続く階段があり、ここを上るとひとつめの見晴らし台へ出られます。

見晴らし台からは、五行山のほかの山や、ダナンの街並みを見ることができました。

さらに歩き続けると、広場のようなところに出ます。

ここでアイスクリームやジュースを購入可能。袋入りのスナック菓子も売られていますが、ここまで上ってくるとすでに汗ダクダクになっているので、とても乾き物が喉を通る気がしません。

マップもあるのですが、正しい順路というのが決まっておらず、各々行きたいところに行く感じ。逆まわりをすることも可能です。

岩穴に丸い穴のあいたヴァンチョン洞窟へ。

洞窟の中にはロウソクの灯された仏像が安置されています。太陽の照りつける外から来たせいか、暗い洞窟の中はひんやりとして、厳かな感じです。

天井には、戦争時にアメリカ軍の空爆によりできたといわれる穴があいているのが見えました。

さらに奥へ進んでいくと、山頂付近へと続く狭い穴があります、歩くというよりも岩に手をかけてよじ登るような穴なので、十分注意してゆっくり上がりましょう。

狭い岩穴を抜けると、こんな素晴らしい景色が広がっていました。

ここまで汗をかきながら上ってきたご褒美のような景色が堪能できます。

反対側は、ダナンのリゾートエリアの海岸線と水平線が見渡せる絶景スポットです。

高台から降りて、細い道をさらに先へ。

ホアギエム洞窟の入り口にある大理石の像。ここから左手に洞窟内の階段を15メートルほど下りていくと、五行山観光のハイライト、フィエン・コン洞窟に到着します。

五行山そのものが信仰の山ではあるのですが、中でもここフィエン・コン洞窟は最強のパワースポットと言われている場所。

線香の立ち上る洞窟の奥には仏像が祀られ、とても荘厳な雰囲気です。

ベトナム戦争時の空爆により開いたとされる天上の穴から日光が淡く差し込みます。

巨大な岩窟の中、安置された仏像と立ち上るお線香の煙を見ていると、不思議と心が静まるのを感じました。ここがパワースポットと呼ばれているのもわかる気がします。

ダナンに行くなら、ぜひ半日ほど時間を取って五行山を巡礼し、荘厳な雰囲気を体感してみてはいかがでしょうか。きっとダナンの忘れられない思い出になるに違いありません。

ダナン市の中心からの移動に30分、五行山観光が2〜3時間、再びダナン市の中心地に戻るのに30分なので、トータルで3〜4時間が目安です。歩きやすい靴を履き、帽子とペットボトルのお水をもって、紫外線対策もお忘れなく。

Post: GoTrip! http://gotrip.jp/ 旅に行きたくなるメディア

名称 五行山(マーブルマウンテン)
アクセス ダナン中心部からタクシーで20分、路線バスで25分〜30分程度
入山料 40000ドン(約200円)

    前日のランキングへ

    ニュース設定