社会人の9割「仕事はお金を得るための手段」――「出世=成功、ハードワークが良しとされていた考え方は前時代的」

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2018年05月02日 14:31  キャリコネ

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リサーチ・アンド・ディベロプメントは4月26日、「仕事に対する考え方」についての調査結果を発表した。調査は昨年10月に実施し、20〜59歳の有職者1719人から回答を得た。

仕事に対して「力を入れる」と回答した人は2007年(62%)から2017年(56.8%)の10年にかけて5.2ポイント減少。一方、仕事に対する「満足」の割合はこの10年間35%前後を推移し、大きな変化は見られない。

6割が「努力しても報われない」 仕事に力を入れない・満足感がない人が4割

「力の入れ方」と「満足度」をかけ合わせてみると、「仕事に非注力・満足度【低】」が34.6%と最も多い。10年前は「仕事に注力・満足度【低】」(32.9%)が最多だった。

詳しく見ると10年前と比べ、「組織に属している方が安心」(73.4%、7.7ポイント増)、「仕事はお金を得るための手段」(87.1%、5.9ポイント増)、「仕事よりプライベートな生活の方が大切」(70.4%、3.3ポイント増)などの意識を持つ人が増加。

一方、「自分のオリジナリティを発揮できる仕事をしたい」(59.5%、13.3ポイント減)、「いずれは独立して商売や事業を起こしたい」(25.5%、7.6ポイント減)、「人々や社会に貢献できる仕事がしたい」(66.6%、6.2ポイント減)などは減少した。

また「努力しても報われない」と回答した人は10年前(55.2%)から上昇傾向にある。アベノミクス発表後の2013年(57.7%)で一旦減少したものの、2017年は61.4%となった。努力志向についても「あくせくしないでのんびりやりたい」(69.2%)が5ポイント増となった。

この10年で「保守的」「実利的」な働き方を求める傾向に

常識については「常識にとらわれずに色々な考え方が認められるようになるべき」がこの10年で14.5ポイント増加し、37.9%。一方、「最近の世の中は物事の常識や節度が失われすぎているように思う」は14.7%減の61.7%となった。

同社はこの10年の働き方について「『保守的』『実利的』な方向に向かっている」として、他にも「没個性」「情熱の弱まり」「多くを望まない意識』に変化が起きていると見受けられると指摘し、

「仕事のあり方として、『出世することが成功』であるとか、『昼夜問わず仕事に没頭するハードワーク』がある種良しとされていた考え方は、前時代的なものになってきたと言えるでしょう」

とコメントしている。

このニュースに関するつぶやき

  • そりゃそうだと思う……生きるのにもお金は必要なんだし🤔
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  • 会社の為にサービス残業しても早朝出勤して頑張っても都合が悪くなれば捨てられます。綺麗事は抜きにして自分の生活の為だけに頑張りましょう!
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