巨人白星発進、3冠山口が貫禄投球 打線は2回までに5点、丸&岡本アベック弾

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2019年10月09日 21:22  ベースボールキング

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ベースボールキング

巨人・山口俊
セCSファイナルステージ第1戦
○ 巨人 5 − 2 阪神 ●
<10月9日 東京ドーム>

 リーグ王者の巨人が、CSファイナルステージ第1戦に勝利。アドバンテージの1勝を含め、今ステージの通算成績を2勝0敗とした。

 巨人は初回、阪神先発・望月に対し、3番・丸の中越えソロで先制。4番・岡本も左越えソロで続き、主軸のアベック弾で2−0とした。2回は下位打線のチャンスメイクで二死一、二塁とし、1番・亀井の左翼線適時二塁打で3点目。さらに、2番・坂本勇も中前への2点適時打で続き5−0とリードを広げた。

 投げては、レギュラーシーズンで最多勝(15勝)、勝率(.789)、奪三振(188三振)のタイトルを獲得した先発・山口が快投。3回までパーフェクト投球を披露するなどテンポ良くアウトを重ねた。4回に暴投で1点を失うも、続く二死満塁のピンチで7番・大山を中飛斬り。5回以降も快調にアウトを重ね、8回途中126球、4安打7奪三振1失点の力投でチームをCS初戦白星へ導いた。

 4点リードの9回はデラロサに託すも、守護神は押し出し四球を与え、なおも二死満塁のピンチで降板。それでも、最後は田口が締め逃げ切った。

 DeNAとのファーストステージを2勝1敗で勝ち抜いてきた阪神だったが、先発の望月が2回5失点と崩れ黒星。打線も山口を打ち崩せず、ファイナルステージは黒星スタートとなった。

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