阪神、甲子園開幕戦を制し勝率5割　村上が7回2安打無失点の快投で本領発揮！

○ 阪神 1 − 0 広島 ●
＜1回戦・甲子園＞

　阪神は今季の甲子園開幕戦に完封リレーで勝利。先発登板した村上頌樹投手（25）が、7回2安打無失点の快投で今季初白星を手にした。

　村上は初回3者凡退の好スタート。2回は四球と安打で一死一、二塁としたが、7番・坂倉を二ゴロ併殺に仕留め波に乗った。3回以降は安定感抜群でゼロ行進。5回は二死から坂倉に二塁打を許したが、8番・菊池を空振り三振に仕留めゼロを刻んだ。

　6回以降は2イニング連続3者凡退。8回はゲラ、9回は岩崎が1イニングずつゼロを刻み、村上は今季初勝利（1敗）、岩崎は今季3セーブ目（1勝）をマークした。

　打線は5回、1番・近本の右前適時打で先制。追加点は奪えなかったが、投手陣が虎の子の1点をしっかりと守り抜いた。