写真![]() 掲載:mamagirl |
「やってみたい!」子どもが目をキラキラ輝かせながら興味を示したことに、親ならば成長を感じうれしい気持ちがこみ上げてきます。習い事で「自信をつけてほしい」「上達してほしい」「楽しく続けてほしい」お母さんも期待と共に習い事への門を叩くのではないでしょうか?はじめは楽しく通えた習い事にもだんだん「もうやめたい」「行きたくない」そう訴えてくることもあるでしょう。
どんなことでも継続する過程でつまらなく感じる停滞期があります
ピアノを習い始めたMちゃん。ピアノを弾くことが楽しくて仕方ない様子です。毎日楽しんで練習をするため上達も早く先生にも褒められることが多いようです。しかし長く続けるうちに、少しずつ難しいことも増えてきたよう。練習をしてもなかなか思うように弾けないことも多くなってきました。すると以前のような急速に上達するという達成感を得られなくなり徐々に練習することが嫌になってしまったのです。
無理に努力や我慢をさせると大好きなこともやがて嫌になる
どんなことでもできないことをやり続けるのは、楽しいと感じられなくなります。Mちゃんもなかなかうまく弾けないことに、悔しさとあきらめの気持ちが芽生えていました。Mちゃんがピアノを習い始めた時のように、人は楽しいと感じることで成長と上達に繋がるのです。できないことをいつまでも無理に頑張って練習すると大好きなこともやがて苦手意識が生まれ、嫌になってしまうのです。
スモールステップ法で楽しい気持ちが復活します
「できた!」その体験が子どもの「楽しい!」を引き出します。「楽しい!」が成長と上達に繋がるのならば、小さくてもいい「できた!」を一つずつ体験させてあげましょう。この小さな「できた」の積み重ねを“スモールステップ法”といいます。ポイントは必ずできる一歩を繰り返させること。すると達成感とやる気を促し、上達と自信につながっていくのです。「楽しい!」この気持ちが復活すればMちゃんもまたピアノを楽しく継続できることでしょう。
今日の1日1成長
スモールステップ法で「楽しい!」が復活する。習い事を継続する秘訣です子どもの楽しむ気持ちも1成長、お母さんの楽しませる環境づくりも1成長。うえだきょうこ(文)竹内エリカ(編集)日本キッズコーチング協会(監修)http://jakc.or.jp/