JR北海道、札沼線新十津川行を増便 - 廃止前は全車指定席で運転へ

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2020年04月03日 18:12  マイナビニュース

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JR北海道は3日、札沼線北海道医療大学〜新十津川間が5月6日に最終運行日を迎えることを受け、石狩当別〜新十津川間の今後の運転計画について発表した。

石狩当別〜新十津川間では、4月11・12・18・19・25・26・29・30日と5月1〜6日の計14日間、浦臼駅折返しの列車1往復を新十津川駅まで延長運転。これにより、通常は1往復のみ運転されていた新十津川駅折返しの列車が2往復に増便される。

加えて、北海道医療大学〜新十津川間の廃止にともない多くの乗客が想定されることから、新型コロナウイルス感染防止を目的に、5月2〜6日に石狩当別〜新十津川間を走る全列車を全車指定席にする取組みも実施。期間中は乗車券の他に座席指定券(530円)が必要となる。座席指定券の発売については現在準備中で、発売日が決まり次第、改めて知らせるとのこと。

札沼線北海道医療大学〜新十津川間の廃止に先立ち、4月1日から代替バスが運行される。運行路線は石狩当別駅と石狩月形駅を結ぶ「月形当別線」、石狩月形駅と浦臼駅を結ぶ「月形浦臼線」。なお、浦臼駅〜新十津川駅間については北海道中央バスが「滝川浦臼線」を運行している。

今回発表された運転計画は4月3日現在のものであり、今後の新型コロナウイルス感染症の状況等により、変更または運転取りやめとなる場合がある。(木下健児)

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