電気の軽トラ、ついに発売! 「ELEMO-K」ってどんなクルマ?

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2021年11月22日 16:31  マイナビニュース

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電気で走る軽トラがついに発売となった。HW ELECTROが製造・販売する軽規格の多用途小型電気商用車「ELEMO-K」(エレモ・ケー)というクルマだ。軽自動車の商用電気自動車(EV)は時勢に合った乗り物だという気がするが、そもそも何km走れて、何kg積めて、何に使えるのか。実物を見て話を聞いてきた。


○宅配業者の電動化が加速?



ELEMO-Kはフル充電で120kmを走行可能な軽EV。ボディサイズは全長3,390mm、全幅1,440mm、全高1,910mmだ。展示車は車両の後部がピックアップ荷台になっているが、そのうちボックスタイプやフラットベッドタイプも選べるようになる。荷台には350kgの荷物が積めるそうだ。充電は普通充電のみで、空のバッテリーをフル充電するのに6〜8時間かかるとのこと。価格は249.7万円だが、補助金などを利用すれば200万円を切る可能性もあるという。

HW ELECTROは小型商用EV「ELEMO」(エレモ)を販売中で、ELEMOには駆動用バッテリーが2つの「200」と1つの「120」という2グレードがある。ELEMO-KはELEMOの120をダウンサイズし、軽自動車の規格に適合させたクルマだ。


軽トラは日本中で活躍していて用途も幅広いクルマだが、ELEMO-Kはまず、個人宅配業者の間で普及していきそうだ。ECサイトで物を買う人が増えているが、日本では軽自動車でしか個人宅配業の認可が下りないそうで、ただでさえ軽の商用車に需要があるのだが、EC事業者がカーボンニュートラルを目指すようになれば、配送のラストワンマイルを担う個人宅配業者も電動化せざるを得ない。そういう意味でも、軽トラEVは大いに可能性がありそうな乗り物だ。(藤田真吾)

このニュースに関するつぶやき

  • その他 EV車でもソーラーカーだん吉とかの企画一発ものなら受けるのかもしれないが、実用はどうでしょうね。日本の意外過ぎる天候の厳しさにバッテリーが耐えられるか。
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