遺書を残していたということは腹を決めていたのだろうか。今はただ御冥福をお祈りするしかすべがない。

「慣習が消滅するとき,社会秩序は根底より揺らがざるをえない」(中略)「秩序を維持するには,もっと露骨な手段―暴力に訴えるほかなくなる」(エドマンド・バーク「フランス革命の省察」ＰＨＰ研究所)

私見だが「頭脳明晰」な西部氏は「痴呆」によって老醜を曝したくないと感じました･･･

最後の著書「保守の真髄」奥さんは亡くなり　病で右手が使えず娘さんが口述　あとがきで娘さんに「・・・ともかく僕はそう遠くない時期にリタイアするつもりなので、その後はできるだけ僕のことは忘れて（続く

そんな年齢なら、ほっといても「お迎え」はもうすぐ来そう

冥福を祈る！

この人が朝生出てた頃はこの人のことあまり好きじゃなかったけど、今はこういう人こそ貴重な存在だと思えるようになって、今何してるのかと先月ググッたばかりだった。残念でならない。

旗幟鮮明にするよりも客観的に淡々と世間を分析している人だった。何冊か著書を読んだが、とても難解な本だった。朝生でも話が回りくどくて結局何が言いたいのか…という感じで頭が良すぎたんだろう。合掌。

何に行き詰ったのかなぁ　まだまだ言論者表現者として現役で活躍して欲しい人だったのに、本当に残念です。　天国で大島渚と楽しく一戦交えるのかな？

床屋政談レベルの幼稚な議論しかされない日本の言論界において、数少ないマトモな保守人だった。未だ日本では右翼左翼の意味が定義されず冷戦構造から思考は止まったまま。あんまりバカが多い悲しさよ。

汨羅の淵に身を投げたか

僕の政経スタンスの原点でした。ご冥福をお祈りします。