樹木希林、オファーを受けた決め手はピース・又吉直樹!?『このミステリーがすごい』オムニバスドラマで初共演

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2014年12月10日 13:41  TVerプラス

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藤原紀香、川口春奈、勝村政信、AKIRA(EXILE)、山本耕史らを主演に迎え、「このミステリーがすごい!」大賞の受賞作家4名による短編小説を、一流監督4名が映像化したオムニバスドラマ『このミステリーがすごい!〜ベストセラー作家からの挑戦状〜』(TBS系列、12月29日21:00)。この度、ドラマの案内人を務める、ピース・又吉直樹と樹木希林のコメントが到着した。

同ドラマでは、藤原主演、海堂尊原作の、大女優たちが寝台特急で起きた密室殺人事件に巻き込まれる『カシオペアのエンドロール』を大谷健太郎監督が、川口主演、中山七里原作の、天才女流ピアニストの死によって意外な愛憎劇が明らかになる『残されたセンリツ』を金子修介監督が、勝村主演、乾緑郎原作の、娘を誘拐された元ヒーローのサラリーマンを軸に、心温まる家族愛を描く『黒いパンテル』を星護監督が、AKIRAと山本のW主演、安生正原作の、大寒波が襲いパニックに陥った東京で、互いの秘密や欲望をむき出しにする二人の会社員の姿を描く『ダイヤモンドダスト』を古澤健監督が、それぞれ映像化する。

各ドラマは、気弱なミステリー小説家に扮する又吉と、ベテラン女性編集者に扮する樹木が、原稿の締切をめぐって丁々発止のやり取りをする二人芝居を間に挟みながら進行。二人芝居の中に散りばめられたせりふによって、これから始まるミステリードラマのテーマが示されていく。初共演だったにも関わらず、アドリブの掛け合いもするほど息が合ったふたりは、休憩中も住まいや食べ物の話で盛り上がったという。又吉は「休憩中にパーソナルな話をしてしまい、台本を読んでいなかった。撮影が再開してからせりふを覚えていなくて焦りました」と振り返ると、樹木は「美形だからモテるでしょと聞いたら、モテませんって言うの……。寸法が足りないのよね(笑)」と語り、仲の良い様子を見せた。

また、オファーを引き受けた決め手について、樹木は「やっぱり、又吉さんでしょう」と即答。「キングオブコント2010」で準優勝を果たした又吉の“演技”に対して、樹木は「今、“笑いを作ろうとしている人たちの才能というのはスゴイな”と思っているんです。又吉さんの場合は、ルックスも含め、生き方がミステリアスな感じがして良いじゃないですか。芝居でも、気持ちがすぐ伝わってきました」と絶賛した。一方、又吉も樹木の“笑い”に対して「お芝居が上手いのはプロだからもちろんですが、やっぱり樹木さんの存在そのものが面白い。ふたりでサングラスをかけているだけで、何だかおかしくないですか? それって、やっぱり存在感ですよね」と、撮影を楽しんだ様子を明かした。

さらに、「今回放送される4本のオムニバスドラマに出演するならどれが良いか」と聞かれると、又吉は「戦隊ヒーローがテーマの『黒いパンテル』に出たい。敵役だったら、僕も出演の余地があるかも(笑)。あとはなかなか……。緊張感のあるところに僕が入ると、変な感じになってしまうから(笑)」と、自虐を交えて回答。樹木は「『カシオペアのエンドロール』が良い。紀香さんのプロダクションの社長が知り合いだから(笑)」と、“樹木希林節”を交えて語った。

最後に、又吉は「僕の役は、1回売れた時の名残で勘違いしているも、実はそんなに売れていないミステリー作家です。ベストセラー作家さんの面白い原作に、一流の監督さん、豪華キャストの皆さんによる本当に面白いドラマになっています。年末ですから、家族揃って見ていただきたいです」と、樹木は「又吉さん演じる作家は、編集者をよく替えるからもう担当になる人がいなく。仕方がなく年齢の高い私が派遣されたんでしょうね(笑)。作品、監督、キャスト全てが一流の人が作っていますので、ぜひ見てください」と、それぞれPRした。

■『このミステリーがすごい!〜ベストセラー作家からの挑戦状〜』
2014年12月29日(月)21:00〜(TBS系列)

関連リンク
【写真】ミステリー作家役の又吉直樹と、女性編集者役の樹木希林のツーショット
http://dogatch.jp/news/tbs/30083/photo.html?type=link_news

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