試合終盤に欠かせない控え野手といえば…

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2015年02月24日 19:30  ベースボールキング

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試合終盤、外野の守備固めで出場することが多いソフトバンクの城所龍磨©ベースボールキング
レギュラーではないが、代打、代走、守備固めでチームに欠かせない存在の選手がいる。

 試合の終盤にチャンスで登場し、その一振りで試合を決める役割が期待される代打の切り札。小笠原道大(中日)は、かつてセ・パ両リーグでMVPを獲得したことのあるスラッガーだが、現在は代打で出場することが多い。昨季は、球団記録に並ぶ代打6打席連続安打をマークすれば、代打でリーグ3位の14打点を記録するなど勝負強さを見せた。全盛期に比べると力は落ちたが、今は代打というポジションでチームの勝利に貢献している。

 代打の切り札がいれば、代走のスペシャリストもいる。鈴木尚広(巨人)は、昨季その足で試合を決めることが多かった。7月15日のヤクルト戦(東京ドーム)では、同点の延長12回に代走で登場。2死二塁から橋本到がライト前に放った打球を、捕手のタッチをかいくぐってサヨナラのホームを踏んだこともあった。

 また、鈴木はオフに元スピードスケート選手で、長野五輪金メダリストの清水宏保氏に瞬発力を高めるトレーニングの指導を受けるなど、今季37歳を迎えるが走塁技術を高めるための努力を怠らない。

 代打、代走に比べると印象度は低いが、勝っている場面で試合終盤に起用される守備固めも大切な存在だ。飯山裕志(日本ハム)は、昨季、78試合に出場したが、63試合が守備からの途中出場。本職の遊撃だけでなく、二塁、三塁でも出場しており、チームにとっては貴重なプレーヤーだ。外野手では、21日に行われたオリックスとのオープン戦で左腕を骨折してしまったが、城所龍磨(ソフトバンク)は高い守備力で重宝されている。

 レギュラーで出場する選手にスポットライトを浴びることが多いが、試合終盤に出場する野手にも注目してみるのも良いかもしれない。

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