幕切れは押し出し死球…阪神が2日連続の延長サヨナラ勝ち!

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2015年03月28日 17:20  ベースボールキング

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ベースボールキング

○ 阪神 1x − 0 中日 ●
<2回戦・京セラ>

 阪神が2試合連続のサヨナラ勝ちで開幕2連勝。球団創設80周年のメモリアルイヤーとしてこれ以上ないスタートを切った。

 立ち上がり、阪神先発・岩田稔から二死満塁のチャンスを作りながら、6番の藤井淳志が三ゴロに倒れて先制のチャンスを逸した中日。するとその裏、中日先発のラウル・バルデスを責め立て、阪神が一死満塁のチャンスを作る。ところが、最も頼りになる打者・マートンが見逃し三振に倒れると、続く6番の福留孝介もニゴロに倒れてこちらも無得点に終わる。

 その後は両先発とも走者を出しながらも粘り強い投球を披露。バルデスは6回を104球、被安打3、与四球1、8奪三振無失点でマウンドを降り、岩田は8回まで投げて球数は134。被安打5、与四死が2、7奪三振で無失点と力投。試合は継投勝負にもつれ込む。

 中日がバルデスの後を浅尾拓也、又吉克樹と繋ぎ、阪神は岩田のあとに守護神・呉昇桓を投入。スコアボードは「0」で埋まり、試合は2試合連続の延長戦に突入した。

 決着は10回、中日4番手の祖父江大輔から先頭のマートンが三遊間深くの内野安打で出塁。福留が四球で続き、一二塁から7番梅野の犠打を祖父江が野選。無死満塁となり、大和の代打・関本賢太郎が粘った末にフルカウントから死球を受け、サヨナラ押し出し。あっけない幕切れで阪神が勝利を収めた。

 ちなみに、関本のサヨナラ押し出し死球は2012年5月27日の西武戦以来、3年ぶり。このことをヒーローインタビューで問われた関本は「持ち味です」と切り返して笑いを誘った。

 前日に1リーグ時代の1941年以来、74年ぶりの開幕戦サヨナラ勝ちを収めた阪神が、2日続けてのサヨナラで開幕連勝。球団創設80周年の記念イヤーは、幸先の良すぎる船出となった。

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