日本、W杯へまさかのドロー発進…シュート20本超えも相手の堅守崩せず

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2015年06月16日 21:30  サッカーキング

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シュートを放つ本田 [写真]=足立雅史
ロシア・ワールドカップのアジア2次予選が16日に行われ、日本代表とシンガポール代表が対戦した。

 11日に行われたキリンチャレンジカップ2015のイラク代表戦では4−0の快勝を収めた。一方のシンガポールは既にアジア2次予選の初戦を戦っており、カンボジア代表に4−0で勝利している。日本代表にとってはホームで是が非でも勝ち点3が欲しい試合となった。日本はイラク戦の先発メンバーからでん部を痛めたDF長友佑都が外れ、DF太田宏介がスタメン入りとなった。

 最初にシュートを放ったのは日本。4分、ペナルティエリア右でボールを受けた本田圭佑が中央へ切り込みミドルシュートを放ったが、ここはGKイズワン・マフブドの正面だった。

 続く17分、中盤でボールをカットした長谷部誠がドリブルで持ち上がると、そのままゴール手前まで持ち込み右サイドへ展開。ボールを受けた本田が折り返すと、岡崎慎司が角度のないところからシュートを放ったが、ここは枠の右に外れてしまった。

 日本はボールを支配しながらも決定機を作れない。30分、日本はゴール前でパスを回し、本田、宇佐美貴史とつなぎ最後は岡崎がシュートを放ったが、再びマフムドの好セーブに遭ってしまう。その後もチャンスを作った日本だったが、シンガポールの堅い守りを破ることが出来ず、0−0のまま前半を折り返した。

 後半立ち上がりの55分、左サイドの太田宏介がクロスを上げると、ニアの岡崎がヘディングで合わせたが、またしてもGKマフブドが横っ飛びでセーブ。こぼれ球がゴールラインを割りかけたが、ここもマフブドがなんとかかき出した。

 61分、流れを変えたい日本は香川真司を下げて大迫勇也を投入し、岡崎と大迫の2トップに変更した。68分、太田の右CKから本田がヘディングシュートを放ったが、またしてもマフブドがビッグセーブ。

 その後も槙野智章のヘディングシュートがポストに当たるなどチャンスを生かせない。71分には柴崎岳に代えて原口元気をピッチに送り込む。73分、日本はペナルティエリア手前右でFKを獲得。本田が直接狙ったが、クロスバーに弾かれてしまった。78分、日本は最後のカードとして宇佐美を下げて武藤嘉紀を投入して最後の攻撃に出る。

 日本は20本以上のシュートを放ちながらもシンガポールの堅守を崩し切れず、0−0で試合終了のホイッスルを迎えた。日本はロシアW杯に向けて、まさかのドロー発進となった。

【スコア】
日本代表 0−0 シンガポール代表


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  • ひどすぎる試合であった。がっかりにも、程がある。
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