「ベジータ大人げねぇ」『ドラゴンボール超』に強敵アラレちゃん登場でベジータのなりふり構わない姿にツッコミの嵐！

『Dr.スランプ アラレちゃん』のキャラクターが登場が予告され、話題になっていた『ドラゴンボール超』（フジテレビ系）の69話「悟空VSアラレ！ ハチャメチャバトルで地球が終わる!?」が12月4日に放送され、「ベジータツッコミどころ多すぎ！」「ギャグマンガのキャラ恐るべしだなwww」と大反響が上がっている。

　物語は、最も優れた発明品を決定する「世界発明品アワード」が開催されるところから。則巻千兵衛やブルマら多くの科学者が集まっているのだが、なぜか悟空がガードマンとしてバイトをしており、ベジータもブルマの付き添いとして参加。2人ともスーツ姿で違和感が尋常ではない。

　アワードでは千兵衛が受賞するのだが、それが気に入らないのは『Dr.スランプ アラレちゃん』に登場する悪のマッドサイエンティスト“Dr.マシリト”。コミックでは死んでいるはずのマシリトは、式典に呼ばれなかったことが悔しくて地獄を抜け出し、“子どもの遊びたい気持ちを100倍にする薬”を子供たちの食べ物に混入させ、式典をめちゃくちゃにするという嫌がらせをする。

　元気いっぱいにアラレは暴走を始めるのだが、そこに立ちはだかったのがベジータ。「おっさん つおい？」と言いながら突進してくるアラレに「ふっ」と余裕の笑みを見せるベジータだが、CM明けに案の定ぶっ飛ばされている。そして「つ、強すぎるぅぅ！ このでたらめな強さは、おそらくギャグマンガのキャラ……」とまさかのメタ発言。

　視聴者からは「王子、設定を言うな、設定を」「ベジータ、ギャグ漫画知ってんのかいwww」といった声が。さらにその後、アラレに恥をかかされたベジータは容赦なくアラレを殴り空の彼方へとぶっ飛ばす。視聴者からは「ベジータ大人げねぇぇぇぇ〜！」「王子……子供相手にかっこ悪いよ王子」とツッコミの嵐が巻き起こった。

　しかし、アラレには少しも効いておらず、ベジータはバトルマンガの戦い方ではギャグマンガのキャラには勝てないと悟る。そして「あ、UFO」と言ってアラレの気をそらした瞬間に全力で蹴りを入れるという卑怯な手に出て、「思い知ったか！」と得意顔。これには「うわァ……せこすぎる」「誇り高きサイヤ人の王子が何を……」と呆れかえる声が続出。結局ベジータは、アラレに頭突きで空の彼方へ飛ばされ、ギャグマンガの餌食となってしまった。

　その後アラレがうんちに夢中になったり、ビルスが登場してマシリトを倒したのち、得体のしれないものを食してお腹を下すなどハチャメチャな展開が繰り広げられたものの、アラレたちがペンギン村に帰り平和的に終わりを迎えた……かに見えたが、アラレに吹っ飛ばされたベジータは木の枝に引っかかったまま皆に忘れ去られていたというオチを迎える。今回の放送には「最高のギャグ回だったーーー！」「ベジータの扱われ方がぞんざいすぎて爆笑したわ」と大好評だった模様。

　そして次回の70話「シャンパからの挑戦状！ 今度は野球で勝負だ!!」では、ヤムチャがメインとなり、みんなで野球をするというエピソードが放送されるのだが、ヤムチャが活躍する回ということを記念して、キャストによる副音声の放送が決定している。副音声には野沢雅子、ヤムチャ役の古谷徹、進行役としてウイス役の森田成一が登場。オープニングから、森田の「今日はヤムチャ・フェスティボーですよー！」という超ハイテンションなコメントでスタートする副音声は、ヤムチャについての思い出話などで盛り上がる。野沢の「初めて出てきたときは、ヤムチャもカッコよかったのよねえ……」という悲しすぎるコメントも聞ける貴重な内容だ。

　ファンからも「うぉぉぉ〜！ ヤムチャ回の副音声楽しみすぎだろ！」「キャストのヤムチャに対する同情の声が想像できるわ（笑）見ねば！」と興奮の声が。副音声を聞きながらヤムチャに想いを馳せるのも時にはいいのではないだろうか。