ヘンリー王子の恋人メーガン・マークル 黒人と白人の血を受け継ぐ苦労を回顧

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2016年12月13日 16:52  Techinsight Japan

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子供時代から女優になるまで葛藤も…(出典:https://www.instagram.com/meghanmarkle)
英ヘンリー王子と交際中のアメリカ人女優メーガン・マークルは、白人の父とアフリカ系アメリカ人の母を持つ。それゆえにメーガンは母親が差別を受ける姿を目の当たりにしたことがあるといい、女優になってからも肌の色ゆえに役を貰うのが困難だと感じることが多かったという。このほど英国版『ELLE』にエッセーを寄稿したメーガンは、その中で黒人と白人のダブルゆえに経験したいくつかの出来事を振り返っている。

このほどメーガン・マークルが黒人であり、白人でもあるがゆえに経験した苦い思いをエッセーにこう綴った。

「黒人、そして白人でもあることは、(そのどちらにも属さぬ)グレーゾーンにあることだと言えます。」

そんな彼女が学校に通っている時、ある調査で「民族的帰属」につき記さねばならなくなったことがあったという。黒人の欄、白人の欄のどちらに印をつけるか迷っていたメーガンに先生は「白人の方に印を。あなたは白人に見えるから」とアドバイスしたというが、「(黒人である)母が知れば悲しむのではないか」と感じたメーガンはどちらにも印をつけることができなかったそうだ。

またメーガンは母と行ったコンサートの帰りに、母を黒人を表す差別語で呼ばれるなどあからさまな差別も経験した。その時母はただ黙っていたものの、怒りと悲しみゆえにハンドルを強く握りすぎて指関節が変色するほどだったという。そしてメーガン本人も、女優になって改めて肌の色ゆえの苦労を思い知ったそうだ。

「私の肌は黒人を演じるほどは黒くありません。それに白人を演じるほど白くもないのです。」

さらにTwitterには、「どうして彼女の父親役が黒人なのか」「げ、彼女は黒人なの? ホットな女優だと思ったのに」といった言葉が多数書き込まれたという。しかしこのような経験を経て、メーガンは“強く、そして自信溢れる混血女性”である自分を受け入れる術を学んだとのこと。「自己紹介する際は、自分がどのような人間かを伝えるのです。両親の肌の色ではなくね」とも綴ったメーガンは、「自分のアイデンティティは自分が望むようにクリエイトすれば良い」と述べている。

ちなみにヘンリー王子との交際開始にあたり、やはりメーガンを差別する声が多数あがり、これにはメーガンや王子も大変悲しい思いをしたそうだ。しかし2人の恋は順調で、メーガンは王子の父チャールズ皇太子とも対面済み。王室で彼女の肌の色が問題視されているという話はなく、「祖母エリザベス女王が“結婚に失敗したメーガンの過去”を少々気にするかもしれない」という憶測が報じられている程度だ。2人がこのまま婚約、結婚に至るのではないかと期待する声も多く、おめでたいニュースが届くのは近いと推測しているメディアが多い。

出典:https://www.instagram.com/meghanmarkle
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)

このニュースに関するつぶやき

  • トランプ在任中に結婚したら、ヘンリー王子カッコいいです。
    • イイネ!70
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