DeNA平良、移籍後初登板でプロ初勝利！　嶺井との”沖縄コンビ”で5回1失点

● 中日 1 − 3 DeNA ○
＜8回戦　ナゴヤドーム＞

　DeNAが連敗ストップ。移籍後初登板初先発となった平良が5回1失点と試合を作り、巨人時代も含めてプロ初勝利をマークした。

　平良は昨オフFAで巨人へ移籍した山口の人的補償としてDeNA入り。今回の先発が巨人時代も含め2度目だったが、同じ沖縄出身でこちらも今季初先発となった女房役・嶺井の好リードもあり、初回から力強く腕を振った。

　立ち上がりはやや制球に苦しんだが、ボールを動かしながら4回まで1安打投球。5回は一死二、三塁から1番亀沢に犠飛を打たれ1点を返されたが、続く京田を二ゴロに打ち取り5回を3安打2奪三振3四球の内容。6回表に代打を送られ降板となった。

　平良は打っても、4回二死一、二塁の好機でプロ入り初安打となる右前打をマーク。直後に二死満塁から9番倉本が2点適時打を中前へ運び、自らのバットで先制点を呼び込んだ。

　DeNAは5回にも4番筒香が3号ソロを右翼席へ運び3点目。6回以降は須田、山崎康、砂田、三上、パットンと小刻みな無失点リレーで逃げ切り、平良の初白星をチーム一丸でアシストした。