“海ポチャ第1号”を記録した北九州GK高橋拓也 [写真]=JL/Getty Images for DAZNギラヴァンツ北九州のGK高橋拓也が、“海ポチャ第1号”についてコメントした。クラブ公式サイトが、同選手のインタビューの様子を11日に伝えている。
北九州は10日、ミクニワールドスタジアム北九州にて行われた2017明治安田生命J3リーグ第12節でガンバ大阪U−23と対戦した。北九州が2−1と1点リードで迎えた85分に、Jリーグ史上初となるシーンが生まれる。G大阪U−23が前線へボールを蹴り出すと、これを飛び出してきたGK高橋が右足でクリア。すると、このボールがスタンドを超えて場外へ。今季よりオープンした同スタジアムは海に面しており、これがJリーグ史上初となる“海ポチャ第1号”となった。
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待機していた漁船によって回収されたボールを手に、高橋は「全然海の匂いしないです(笑)。あ、海の匂いした!」とコメント。さらに「すぐ相手がリスタートできないように遠くにボールを蹴ろうとした結果があの海ポチャになりました。海ポチャを狙っていたとか、会場を沸かそうとかそういうのではないです。あくまでプレーしてたら偶然落ちました」とその瞬間について説明している。
それまではチーム内で海ポチャについて話題になっていなかったようで、「ネットで海ポチャがあるかもって出てたのは知ってた」程度だったことを告白。まさかの出来事だったようだ。Jリーグ史上初となるプレーとなったことについて同選手は「すごい恥ずかしいのであんまり取り上げないでもらいたいっていうのが正直なところ」と率直な気持ちを述べたが、「でもこういう海の近くにあるスタジアムでギラヴァンツの売りの1つなので、お客さんに楽しんでもらって、見に来てくれる人がどんどん増えれば嬉しいです」と続け、北九州の存在をアピールしている。
北九州は次節、18日にアウェイで福島ユナイテッドFCと対戦する。