『陸王』7000人ロケでも話題『ニューイヤー駅伝』は人生を背負った大人のレース

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2017年12月31日 07:12  TVerプラス

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元日の朝、日本のトップランナーたちがたすきを繋いでいく『ニューイヤー駅伝』が、TBS系で2018年1月1日(月・祝)8時30分から全国生中継される。この大会から、TBSのスポーツにかける熱い思いが伝わってくる。

1988年の第32回大会より元日開催となり『ニューイヤー駅伝』として親しまれてきた同大会。大会正式名称の「全日本実業団対抗駅伝競走大会」が示すとおり、実業団チームの日本一を目指し、全国6地区の予選を勝ち抜いた37チームが、群馬県庁から7区間100kmにわたり“たすき”を繋いでいく。

同局で放送され好評を博したドラマ『陸王』(毎週日曜21:00〜)では、元NECの陸上選手で現在は俳優として活躍する和田正人が、劇中で実業団「ダイワ食品」の一員・平瀬孝夫として同大会に出場し本格的な走りを披露。ドラマの公式ツイッターによると、駅伝シーンは7,000人のエキストラを集めた大規模ロケによって撮影されており、実際の大会さながらに再現された大迫力の映像が大きな話題となったことも記憶に新しい。

また劇中では、竹内涼真演じる平瀬の後輩・茂木裕人ら選手たちが、実業団ランナーとしてスポンサーのシューズメーカーとの関係や選手としての今後に悩み、ランナーという仕事と向き合う姿は多くの視聴者の感動を集めた。このように、学生が出場する『箱根駅伝』などとはひと味違う、人生を背負った“大人のレース”という角度から、『ニューイヤー駅伝』を舞台に社会人アスリートの姿を視聴者に伝えた。

そして、スポーツ観戦の醍醐味といえば、ライブ視聴を欠かすことはできない。今回、TBSは、テレビの生中継に加えて、公式サイトでPC、スマートフォン、タブレットに向けた地上波同時配信を実施。初詣などの外出中はもちろん、現地観戦の際にもレースの様子をチェックしながら、お目当ての選手が目の前を通り過ぎるまでの時間を過ごすことができる。ただ一つ、配信は最大1分間程度の遅れがあるので、映像にのめりこむあまり、目の前を走りすぎる姿を見逃さないように注意していただきたい。なお、配信は8時50分から14時30分まで行われる。

また、出場選手に目を向けても豪華な顔ぶれが揃う予定だ。2020年東京五輪の代表選考会となる「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」の出場獲得第1号となった村澤明伸(26歳・日清食品グループ)、10年ぶりにハーフマラソンで日本新記録を更新した設楽悠太(26歳・Honda)、トラックとマラソンの二刀流で主将としてチームを牽引する大石港与(29歳・トヨタ自動車)、今年の東京マラソンで日本勢トップの2時間8分台でゴールした井上大仁(24歳・MHPS)、6月の「日本選手権」の5000mで優勝するなどスピードが特徴の松枝博輝(24歳・富士通)、そして、昨年優勝した双子の市田孝・宏(共に25歳・旭化成)ら、実力者たちがしのぎを削る。

さらに、インターナショナル区間の2区には外国人選手たちが出場。「世界陸上」ロンドン大会で大会3連覇を狙ったモハメド・ファラー(イギリス)と大会史に残る壮絶なレースを演じたポール・タヌイ(九電工・ケニア)、ビダン・カロキ(DeNA・ケニア)ら、世界レベルの走りにも注目だ。

そのほか番組内では、区間賞を予想して総額300万円が当たる「お年玉クイズ企画」をデータ放送で実施。各区間の距離×1万円が各区間3名に当たる。また、TBS(関東ローカル)では、12月31日(日)8時から『明日号砲!ニューイヤー駅伝2018』、当日7時30分から『まもなくニューイヤー駅伝2018』が放送され、大会を盛り上げていく。
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