10月5日から7日にかけて、明治安田生命J1リーグ第29節が各地で行われた。
前節首位に浮上した川崎フロンターレは敵地で鹿島アントラーズと対戦。試合は序盤から両者譲らぬ展開に。36分には川崎がPKを獲得するも、小林悠が失敗し先制のチャンスを逃してしまう。その後は膠着状態のまま時間が経過し、注目の上位対決はスコアレスドローとなった。
首位奪還を狙うサンフレッチェ広島はホームで柏レイソルと対戦。柏の伊東純也に2ゴールを許すと、マイケル・オルンガにもゴールを奪われ、0−3で完敗を喫した。柏はこの勝利で降格圏を脱出し、14位に浮上している。
ヴィッセル神戸とV・ファーレン長崎の一戦は1−1のドロー決着に。神戸はファン・マヌエル・リージョ監督の初陣を勝利で飾ることができなかった。
セレッソ大阪とガンバ大阪の“大阪ダービー”はアデミウソンの得点を守りきったG大阪に軍配が上がった。清水エスパルスとジュビロ磐田の“静岡ダービー”では、清水が大量5ゴールを挙げて快勝した。
今節の結果は以下のとおり。
■J1第29節結果
横浜F・マリノス 2−1 北海道コンサドーレ札幌
セレッソ大阪 0−1 ガンバ大阪
サンフレッチェ広島 0−3 柏レイソル
ヴィッセル神戸 1−1 V・ファーレン長崎
サガン鳥栖 0−1 湘南ベルマーレ
鹿島アントラーズ 0−0 川崎フロンターレ
ベガルタ仙台 1−1 浦和レッズ
清水エスパルス 5−1 ジュビロ磐田
名古屋グランパス 1−2 FC東京
■J1順位表
1位 川崎(勝ち点57/得失点差+23)
2位 広島(勝ち点56/得失点差+17)
3位 鹿島(勝ち点46/得失点差+8)
4位 FC東京(勝ち点46/得失点差+8)
5位 札幌(勝ち点44/得失点差−3)※1試合未消化
6位 浦和(勝ち点42/得失点差+11)
7位 仙台(勝ち点42/得失点差−5)
8位 C大阪(勝ち点41/得失点差+3)※1試合未消化
9位 清水(勝ち点40/得失点差+4)
10位 横浜FM(勝ち点38/得失点差+3)
11位 神戸(勝ち点37/得失点差−7)
12位 G大阪(勝ち点36/得失点差−8)
13位 湘南(勝ち点35/得失点差−4)※1試合未消化
14位 柏(勝ち点33/得失点差−7)
15位 磐田(勝ち点33/得失点差−12)※1試合未消化
16位 名古屋(勝ち点31/得失点差−6)※2試合未消化
17位 鳥栖(勝ち点30/得失点差−8)
18位 長崎(勝ち点28/得失点差−17)
■J1第30節対戦カード(10月19日、20日、21日)
▼19日
19:30 柏 vs 名古屋
▼20日
14:00 仙台 vs 鳥栖
14:00 清水 vs 広島
15:00 G大阪 vs 横浜FM
16:00 浦和 vs 鹿島
16:00 湘南 vs 札幌
19:00 FC東京 vs C大阪
19:00 川崎 vs 神戸
▼21日
16:00 長崎 vs 磐田