【アニメキャラの魅力】優しくて繊細な天才ダメ兄貴「上杉達也」の魅力とは?『タッチ』

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2014年12月31日 13:00  キャラペディア

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(C)あだち充 / 小学館・東宝・ADK
国民的王道野球漫画『タッチ』の主人公にして、「上杉和也」の双子の兄である「上杉達也」。和也が不慮の事故で亡くなった後は、和也の穴を埋めるように明青学園のエースとしてチームを牽引しました。しかし、それ以前の達也は弟に良いところを全て持っていかれた「出がらしの兄貴」などと言われていたほどのダメ人間。果たして「上杉達也」の魅力とは一体どこにあるのでしょうか?


【※一部、ネタバレの内容を含む可能性が御座います。ご注意下さい。】


■親しみやすい性格

 とても愛想が良いとは言えない達也ですが、何だかんだ言って達也の周りには男友達が集まってきます。特に、あまり誰かとつるまない原田は、達也のことを親友と呼ぶほどに馬が合うようで、達也の良き理解者でもありました。少し口は悪いですが、近づけば近づくほど人間味があってとても親しみやすい。それが達也の大きな魅力のひとつといえるでしょう。

■意外と繊細

 確かに達也には、がさつでいい加減な所がありますが、その本当の理由は誰かに期待されて相手をがっかりさせるのが怖いから。常に相手の気持ちを理解し気遣うことができるからこそ、そう振舞ってきたのでしょうね。もしも争いが起きた場合には、率先して自分が苦い思いをしてでもその場を和ませる。そんな大人の対応ができる達也のところには、知らず知らずのうちに多くの人が集まってくるのかもしれません。

■溢れる才能

 世間では天才と呼ばれてきた弟の和也や原田からも、達也の才能には一目を置かれていました。何をやらせても人並み以上の力を発揮してすぐに会得してしまう。そんな達也こそ、真の天才だったといえるでしょう。ただし、達也自身は自分の才能をそこまで過信することもなく、和也のようにひたむきに努力する人を良しとしてきました。そして、和也の死後は、自分なりに努力し、遂にチームを甲子園出場にまで導いたのです。

 ちなみに、野球部に入る前に所属していたボクシング部では、新人戦で優勝した実力者を判定で下しています。もし和也が事故で亡くならなかったとしたら、達也はプロボクサーの道を歩んでいたのかもしれませんね。

 能ある鷹は爪を隠すなんていう言葉もありますが、達也の魅力は傍から見ていると一見わかりづらいようです(作中では)。しかし、その分達也に近い人々は彼の魅力に惹かれていきます。両親も達也のことを馬鹿にしているようでいて、実は達也の悪口を言われると二人は激怒。達也と両親の信頼関係、家族の絆のあり方なども是非見習いたいものですね。


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【原稿作成時期の都合により、内容や表現が古い場合も御座いますがご了承下さい】


★記者:西森ゆう(キャラペディア公式ライター)

(C)あだち充 / 小学館・東宝・ADK

このニュースに関するつぶやき

  • 私は原田正平がいちばん好きですね。脇役ではあるがとても重要な人物。しぶい!
    • イイネ!7
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