コンシェルジュの醍醐味とは?世界的レベルの阿部佳に『プロフェッショナル 仕事の流儀』が密着

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2015年02月16日 15:41  TVerプラス

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2月16日(月)に放送される『プロフェッショナル 仕事の流儀』(NHK総合 毎週22:00〜22:48)に、日本にコンシェルジュという仕事を築き上げたパイオニア・阿部佳が登場する。

2020年、東京オリンピック開催が決定。国際オリンピック委員会(IOC)総会で行われた最終プレゼンテーションでキーワードとなったのは「おもてなし」だ。昨今、訪日外国人旅行者数は、2013年に初めて1,000万人を超え、2014年は1300万人を超えた。そうした外国人の最初の窓口となるのが、ホテルのコンシェルジュ。ホテルには、客のあらゆる要望に応じる、よろず相談係「コンシェルジュ」という役職がある。19世紀後半にヨーロッパで誕生し、フランス語で「門番」を意味するコンシェルジュ。日本ではまだ馴染みの薄い職業だが、ヨーロッパではコンシェルジュが「ホテルの質を決める」とまで言われている。

今回登場する阿部は、コンシェルジュ歴22年のベテラン。これまでの功績が認められ、世界45カ国、約3500名の会員からなるコンシェルジュの世界組織「レ・クレドール」の名誉会員を務める。阿部の職場は、東京・六本木にある毎年ミシュランで最高評価を獲得する超高級ホテルだ。宿泊客の約7割を外国人が占めるこのホテルでは、一日になんと300件以上もの依頼がコンシェルジュに寄せられる。その内容は、交通手段や劇場チケットの手配からレストランの予約など、オーソドックスな依頼から「サムライを見たい」、「日本に花屋さんが何軒あるのか調べて欲しい」など無理難題まで多岐に渡るため実現できない依頼も多い。しかし阿部は、客の要望を叶えることだけがコンシェルジュの仕事ではない、と考えている。大切にしているのは、この客がいま何を望んでいるのか? そのゴールを見極め、同じ方向を向いて進んでいくということ。自分とは異なるバックグラウンドや考えを持っている他人という存在。その気持ちに、どれだけ寄り添い、近づくことができるか。それを極めて短時間のうちにやり遂げる、それがコンシェルジュという仕事の難しさであり、醍醐味だと言う。

12月は、一年で最もコンシェルジュデスクが多くの客で賑わうシーズン。そんな中、阿部が率いる7人のコンシェルジュチームは日本一のコンシェルジュを目指し、客の応対にあたる。日本ならではの、真のおもてなしとは何なのか? 超高級ホテルの舞台で繰り広げられる究極のサービス業、コンシェルジュの仕事に密着する。

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  • 阿部佳さん、めちゃくちゃ格好よかったexclamation ��2憧れ。ファンになりました。再放送録画した♪
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