シャビに続きセルヒオ・ガルシアもカタールへ…エスパニョールの“顔”が退団
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2015年06月30日 16:30 サッカーキング
エスパニョールのチームの顔である主将の元スペイン代表FWセルヒオ・ガルシアが、母国を離れカタールへと渡ることが明らかになった。
エスパニョールは現地29日、同選手がカタールのアル・ラーヤンに移籍することを発表した。スペインのメディアによると、エスパニョールは移籍金150万ユーロ(約2億1000万円)を受け取り、セルヒオ・ガルシアは年俸250万ユーロ(約3億4000万円)の2年契約を結ぶとのことだ。
出身クラブであるバルセロナではカンテラ(下部組織)の歴代得点記録を打ち立てるなど若くして頭角を現しながらも、トップチームで活躍することがないままレバンテ、サラゴサ、ベティスと移籍を重ね、最終的には地元ライバルのエスパニョールで円熟期を迎えたセルヒオ・ガルシア。5シーズン在籍したエスパニョールでは、1年目は3ゴール、2年目は5ゴール、3年目は7ゴール、4年目は12ゴール、5年目は14ゴールとシーズンを追う毎に得点力を発揮し、リーグ戦145試合41ゴールを記録した。
2013-14シーズンからは主将も務めるなど、チームの精神的支柱であり攻撃の要であるセルヒオ・ガルシアの移籍は、エスパニョールにとって極めて痛い損失となる。代わりを務められる選手の獲得は非常に難しいため、この夏の移籍市場での最大の課題となることは間違いない。
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