2016年F1カレンダーが発表。史上最多の21戦開催、日本GPは10月に戻る

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2015年07月11日 10:20  AUTOSPORT web

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アゼルバイジャン バクー 2014年ブランパンGT
10日、世界モータースポーツ評議会会合が開催され、2016年のF1暫定カレンダーが承認された。来年はスケジュールが大きく変更され、21戦が4月から11月の間に開催される予定だ。

 来年のF1シーズンは8カ月に短縮され、その中で21戦という過去最多のレース数が開催される過密スケジュールとなる。すでに予想されていたように、アゼルバイジャン バクーでのグランプリが新たに加わり、今年開催されなかったドイツGPが復活する。

 例年開幕戦は3月に行われてきたが、来年は第1戦オーストラリアGPが4月3日に開催され、1988年以来最も遅いシーズンスタートとなる。F1上層部は、グランプリ間に長いインターバルを設けず間隔を最小限にとどめることで、チームがヨーロッパに戻る機会を減らしてコストを抑え、またファンの関心を維持したい考えだと推測されている。

 レース数が増え、期間が短縮になったことで2週連続開催が増え、オーストラリアと中国、バーレーンとロシア、イギリスとオーストリア、ドイツとハンガリー、ベルギーとイタリア、シンガポールとマレーシア、アメリカとメキシコと、7回が連戦として行われる。また“夏休み”も短縮され、8月に2回グランプリが開催される。

 今年ニュルブルクリンクとの契約がまとまらずにキャンセルになったドイツGPは、来年カレンダーに復活しているが、開催地については明らかになっていない。

 いくつか開催時期の変更も行われており、すでに予想されていたように、例年秋の開催だったロシアは5月に、春に開催されていたマレーシアは9月に移動された。イギリスGPはテニスのウィンブルドン選手権と日程が重なるのを避けるため、6月開催に早められている。
 また今年は9月に行われる日本GPは従来の10月に戻っている。

■2016年F1暫定カレンダー(2015年7月10日発表)

1 4月 3日 オーストラリアGP
2 4月10日 中国GP
3 4月24日 バーレーンGP
4 5月 1日 ロシアGP(ソチ)
5 5月15日 スペインGP
6 5月29日 モナコGP
7 6月12日 カナダGP
8 6月26日 イギリスGP
9 7月 3日 オーストリアGP
10 7月17日 バクーGP
11 7月31日 ドイツGP
12 8月 7日 ハンガリーGP
13 8月28日 ベルギーGP
14 9月 4日 イタリアGP
15 9月18日 シンガポールGP
16 9月25日 マレーシアGP
17 10月 9日 日本GP
18 10月23日 アメリカGP(オースティン)
19 10月30日 メキシコGP
20 11月13日 ブラジルGP
21 11月27日 アブダビGP

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  • かつてニキ・ラウダが年間16戦でもインフレ開催数とボヤいていたものでしたが。(^^;;
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