『Qさま』スポーツ実況の手法取り入れた進行も人気の秘訣

人気クイズ番組『クイズプレゼンバラエティー Qさま!!』(テレビ朝日系、月曜夜9時〜)が、放送300回を迎えた。インテリ芸能人が制服姿で知の競演を繰り広げ、その博識ぶりに思わずうなることも。 番組開始から進行を担当する清水俊輔アナウンサーが、画面には映らない裏側と出演者たちのマル秘情報について語ってくれた。 「今までのアナウンサー人生をともにしている番組が“Qさま!!”です。僕のアナウンサーとしてのスタイルをつくるきっかけをくれたのも、自信を持たせてくれたのも、この番組だと思っています」(清水俊輔アナ) 清水アナは『Qさま!!』の人気企画「プレッシャーSTUDY」が始まったときから進行を務めている。 「僕はスポーツ中継の実況を担当することも多いので、その手法で“Qさま!!”も進行しています。クイズの状況を歯切れよく、スピード感をもたせて実況するよう心がけています。スポーツ実況とバラエティー。奇跡的な組み合わせではないでしょうか」(清水アナ) 2004年に深夜枠でスタートした『Qさま!!』。2年後にはゴールデンに進出、翌年4月からはインテリ芸能人たちがクイズに挑戦する「プレッシャーSTUDY」がメーンの正統派クイズバラエティーに。 10月26日は、ゴールデン進出300回を記念して『ぶっちゃけ寺＆Qさま!!　合体3時間SP』(夜7時〜)と題して放送。 現役東大・京大生がすごいと思う世界遺産ベスト30から全問出題され、美女とイケメンが火花を散らす。 「300回には驚きですね。すでに僕の生活の一部と化しているので、改めて300と聞くと、そんなにやっているんだー、と。非常に重みのある数字です」(清水アナ) 人気の秘訣は“真剣勝負”にあるという。 「バラエティー番組ですが、珍解答を笑うのではなく、知識のある人を称えようというのが“Qさま!!”の根幹にあります。みなさん本当に、真剣勝負なんですよ。本気で正解を目指し、チームを勝利に導こうとしている。その緊迫した空気を和ませてくれるのは(番組開始からMCの)さまぁ〜ずさんと優香さんの柔らかく、温かい雰囲気です。真剣勝負と温かな雰囲気。この2つが相まっているところが“Qさま!!”の魅力です」(清水アナ)