健康のために控えている“3大メニュー”を発表

　毎日の食事は、健康な身体づくりの基本。おいしい食事をできるだけ手間をかけずに安く作りたいということは、多くの人が考えること。株式会社オレンジページが、家族のいるモニター会員1,182人を対象に行った調査では、やはり「味」を重視する人が85.4％と最多でした。

　調査では、味に続いて「健康」や「手間」「安さ」という回答も多く見られました。おいしくて、身体に良い食事を、手間をかけずに安く作りたい、ということなのでしょう。それだけではありません。「ボリューム」や「時短」といったポイントも重視しているようです。

　それでは、食事を作る時に具体的に気遣っていることは何でしょうか。「野菜をたっぷり加える」「栄養バランスを考えて作る」が7割を超えましたが、ここでも、手間とコストを気にする声が聞かれました。「材料費を安く抑える」「簡単・時短調理」も4割を超えています。

　家族の健康を気遣って毎日食事作りをしている主婦が、健康のために控えているメニューにはどんなものがあるのでしょう。1位は「フライ・揚げ物」で37.2％。2位は「ラーメン」、3位は「ハンバーガー」と続きました。子どもから大人までの人気メニューが並びました。

　健康のために控えたい成分について聞いたところ、最も多かったのは「脂質・油分」で68.5％。「塩分」が66.3％、「糖分」が49.1％と続きます。控えたいメニューと照らし合わせると、食卓の「ノンオイル傾向」が進みつつあると言えるかもしれません。

　とはいえ、やっぱり揚げ物やラーメンが恋しくなることも。最近は、油を使わずに調理できる「ノンフライ調理家電」や、ノンフライ麺を使ったインスタントラーメンが人気です。これらをうまく取り入れて、おいしさと健康を両立させた食事を家庭でも楽しんでくださいね。（林　渉和子）

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