30代以上の4割以上が“腰痛もち”

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2016年10月20日 12:00  QLife(キューライフ)

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厚労省の調査でも上位にランクインする腰痛

 骨や関節など運動器に関わる痛みの代表格ともいえる「腰痛」。株式会社オークローンマーケティングが実施した「不調および腰痛に関するアンケート調査」では、「体の不調として感じている自覚症状はありますか?」との問いに、42.5%の人が「腰痛」と回答しており、4割以上の人が“腰痛持ち”であることがわかります。

 この調査は30歳以上の男女約5,000人を対象に行われました。先の問いで、回答が最も多かった不調は「肩こり」の43.2%。厚生労働省の「平成25年国民生活基礎調査」でも肩こりと腰痛は、性別にみた有訴者率の1位と2位にランクインしていることから、今回の調査結果は確からしいものといえそうです。

起きているときだけでなく、寝る時・寝ている時もつらい腰痛

 腰痛に悩む人が、不調を感じ始めた時期はいつ頃だったのでしょうか。「30代の頃から」が最も多く24.2%、「20代の頃から」の22.4%と続き、「40代の頃から」(18.5%)、「50代の頃から」(12.3%)、「10代の頃から」10.7%、「60代の頃から」(8.8%)、「70代の頃から」(3.1%)と回答しています。その期間は「10年以上」が44.1%に上り、「1年未満」(18.3%)、「5年〜10年未満」(14.5%)、「1年〜3年未満」(12.7%)となり、長期にわたっていることが見て取れます。

 さらに腰痛を感じるのは「起きている時」と回答したのが75.9%と多くを占めた一方、「寝る時」、「寝ている時」もそれぞれ15%超。「起きる時」も36.5%に上り、睡眠に関係する場面で腰痛を感じている人が少なくないことがわかります。

 では、睡眠時に腰痛が軽減すると、どのように感じるのでしょうか。実に85.7%の人が「生活が明るくなる(と思う)」と回答。睡眠の良し悪しが気分を大きく左右することがわかります。30代から腰痛を感じはじめる人が多いことから、若いうちから体に合った寝具選びや、適度な睡眠時間の確保、睡眠の質の向上などを心がけたいものです。(樹本睦美)

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