最も続かないのは「適度な運動」
画像はリリースより
新しい年が始まり、今年の目標を立てた人は多いのではないでしょうか。そのなかでも、「痩せたい」、「禁煙したい」といった健康や生活習慣に関する目標は、実現したいところ。ですが、キッコーマン株式会社の調査によると、生活習慣の改善に挑戦したものの、長続きしなかった人は8割以上と、継続の難しさが明らかになりました。
同社は「健康管理に関する調査」と題して、20代〜50代の男女320人にアンケートを行いました。普段の健康管理については、「ストレス」、「運動不足」、「睡眠不足」を三大リスクとして捉えていることが判明。健康のために実践していることは、「十分な睡眠」、「適度な運動」、「食べ過ぎない」の順で、睡眠、運動、食事に気をつけている人が多くなっています。
しかし、健康的な生活習慣を維持することは難しく、83.4%の人が「長続きしなかったことがある」と答えています。なかでも、最も多いのが「適度な運動」で、3割以上の人が三日坊主に終わっています。実践していることの上位にランクインされた「食べ過ぎない」、「十分な睡眠」も約2割の人が挫折しており、初志貫徹とはいかないようです。
生活習慣の改善を一緒に行いたい著名人 、松岡修造さんが“三冠王”
とはいえ、生活習慣の改善は継続することで効果が表れるものです。一緒に取り組んでくれる人がいたら長続きすると思うか尋ねると、約8割が「長続きする」と回答。メリットについて、「お互い刺激しあえる」、「1人でやるより厳しくなれる」、「楽しく健康管理が行える」といった声が聞かれ、1人ではなく誰かとシェアすることが長続きのポイントになりそうです。
そこで、どのようなタイプの人と一緒に生活習慣の改善に取り組みたいか聞くと、「仲間として一緒に取り組みたいと思う人」、「応援してくれる人」、「熱く指導してくれる人」の順になりました。各タイプにふさわしい著名人を選んでもらったところ、松岡修造さんが全てで1位となり、健康管理の“三冠王”に輝きました。「熱く指導してくれる人」では、2位のイチローさんに158票もの大差がつきました。あのテンションで応援してもらえたら、最後までやり抜けそうな気がしますね。
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実際に、松岡修造さんに応援してもらうことはできませんが、身近な人やSNSを通じて知り合った仲間、スマホのアプリなどを活用することで、健康管理のシェアは十分にできる時代。「継続は力なり」を実感できるよう、目標に向かって頑張る年にしましょう。(菊地 香織)
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