ロンブー亮「ハンサムなダメ男」キャラに期待

0

2017年02月10日 01:00  citrus

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

citrus

写真

東スポWebによると、お笑いコンビ『ロンドンブーツ1号2号』の田村淳(43)が2月7日、都内で行われた「(感情認識ヒューマノイドロボット)Pepperの新たな取り組みに関する記者発表会」(ソフトバンク主催)に登場し、相方・田村亮(45)の“炎上騒動”について言及した……らしい。

 

一応、「田村亮の炎上騒動」を軽くおさらいしておくと、

 

写真誌『フライデー』の報道で17歳の女子高生との“淫行疑惑”が持ち上がった狩野英孝(34)が1月21日に開いた記者会見をネットテレビで観ながら、ロンブー亮は自身のツイッターで「記者もジャニーズやバーニングにもコレくらい聞けたら、認めるけど、弱小事務所の時はコレやもんなぁ〜〜」「狩野英孝は悪ないと思う。」などと“身内”の狩野をかばうコメントを匿名で連発。ところが、自身のツイッターが動画サイドと連動していたため、記名のつぶやきとして業界批判の“本音”が拡散されてしまった。

 

という経緯の“とほほ話”なんだが、コレに関してロンブー淳は、まずPepper君を操りながら

 

「テレビでは無口なのに、SNSで素性を隠してペラペラしゃべっているみたいだけど、気をつけてね」

 

と口撃。続けて

 

「記者さんのこともディスっていたので、僕から謝罪させていただきます。すみません。あんな言葉使いが荒いやつだとは思いませんでした。思っていることを言いたい時は、匿名じゃなくて直接言うべき」

 

とフォローした……のだそう。

 

ロンブー亮の小心具合、内弁慶ぶり、ワキの甘さ、相方への凄まじいまでの依存度……ほか諸々がすべて露呈してしまった、まったくもって“しょっぱい騒動”である。しかも彼、自分の名前がバレるや否や、慌ててコメントを削除し「業界各社の方々、関係者の方々、記者の方々、大変申し訳ございませんでした。この仕事をしている者として、大変失礼で軽率なコメントを載せてしまい反省しております」と、即行で謝罪文を掲載したのだという。う〜ん……むっちゃカッコ悪い。

 

しかし、私個人としては、このロンブー亮がしでかした一連の「カッコ悪い」を、じつのところ案外“再評価”していたりもする。

 

だって、ロンブー亮って相当ハンサムじゃないですか。「イケメンお笑い芸人」ってヤツが次々とブレイクを果たし、続々と市民権を得つつある昨今だが、そんななかでも私は、ロンブー亮が断トツにイケメンだと思う(多少、時代遅れ系な美形ではあるけれど……)。その「(お笑い界では)断トツのイケメン」が徹底して面白くない──こういった、もはや形骸化してしまった「天は二物を与えない→イケメンはイケメン以外に能がない」という、世の大半の凡夫たちが昔から秘かに抱き続ける潜在願望を体現する「稀」……どころか「唯一無二」のお笑い芸人が彼なのだ。

 

「そこそこのイケメンがそこそこ面白いことを言う」ような小粒感が当たり前となったのがお笑い界の現状であるが、「完璧なイケメンが群を抜いて面白い」ケースは残念ながら、まだない。ならば、「断トツのイケメン」が目指すべきベクトルは、やはり……「つまらない」というアンバランス、“お笑いの不条理”しかないのではなかろうか? 絵に描いたような「ハンサムなダメ男」を武器とするお笑い芸人……一人くらいいてもかまわない。もっともっとこれからは、そこを前面に出すべきだろう。

    ニュース設定