限定公開( 2 )
3歳まではママが育てないと子どもの成長に悪影響がでる……という“3歳児神話”。
果たして、どこまでがホントなのか気になります。この連載では“3歳まで”をキーワードに、よくあるケースを取り上げ、3歳までに「やっておこう」「あとでよい」に分けてポイントをお伝えします。
今回のケースは、「慣らし保育でギャン泣き! めげそうです……」をみていきましょう。
保育園の入園間近になると始まる“慣らし保育”。実は、ここでめげそうになるママが多いことをご存知ですか?
今回は、慣らし保育を乗り切るポイントを解説します。
|
|
保育園に預ける際、やはりギャン泣きする子どもを前に気が引けてしまうのは、ママにとってある種の永遠のテーマかもしれません。
引きずっても仕方ないので下記をポイントに整理しましょう。
○:やっておこう
「保育園に預けた後は、スパッと思考を切りかえる」
「お迎えの後は、これでもかというほどスキンシップをとる」
△:あとでよい
「職場復帰や就業をあきらめる」
子どもが保育園生活に慣れるように、保育の体験をするのが“慣らし保育”です。
|
|
はじめは1時間、翌日は2時間など、段階的に保育時間を長くしていきます。
実施状況は園によりますが、仕事が始まる前に終了させておくことが望ましいです。
子どもにとって、慣らし保育は他人に預けられるびっくりのイベントです。大半の子どもが泣きますし、“ギャン泣き”も珍しくありません。
わが子が毎日「ママ〜ママ〜」とギャン泣きすれば、グッとくるものです。
子どもが園生活を楽しく過ごすためには、ここで慣れて、先生と信頼関係を築く必要があります。
|
|
怖かったり、寂しければ大人でも泣きますし、それは普通のことです。泣くことで不安感や心配といったストレスを発散できるので、悪いことではありません。
逆に、「泣くからかわいそう……」といって慣らし保育を休む、行かないのは本末転倒。何よりも子どものためになりません。
また、慣らし保育はママが慣れる意味合いもあります。
保育園に預けたあとは、後ろ髪が引っ張られても振り返らず、園の外にでたら、「よし!これから〇〇するぞ!」と思考をスパッと切りかえましょう。筆者のおススメは、仕事が始まっていない今、ひとりだからこそできることがいいと思います。
子どもが慣らし保育でがんばっている時間を、ママが悶々としているのは残念です。ママも効果的に自分時間をとり元気に過ごすのがよいです。
お迎え時は、先生から保育の状況を聞くことになります。「ずっと泣いていた」「ご飯を食べなかった」など気になることもあるでしょう。
色々と思うところがあっても、必ずやってもらいたいのがスキンシップ。それも、これでもか!というほど沢山やってください。
子どもの安心感が高まり、寂しかった思いが一気になくなります。抱っこ、おんぶだけでなく、全身をこちょこちょしたり、高い高いしたり、膝の上で本を読んだりと、とにかく肌と肌をくっつけて一緒にいるだけで十分です。
親子の絆が深まり、明日へのエネルギーチャージができます。
この時期になると、慣らし保育で病んで「子どもにこんな思いをさせてまで……」とめげてしまうママもいます。せっかく決まった保育園を辞退する、就業をあきらめたというママも出ます。
「子どもが保育園嫌いで手のつけようがない……」など、判断するのはあとで大丈夫!
まずは、入園の第一関門“慣らし保育”を親子で乗り切りましょう。
【画像】
※ Marcel Jancovic , Evgeny Atamanenko / Shutterstock
※ チンク / PIXTA
【関連記事】
※ 電車で子どもがギャン泣き…!「車内で言われた心無い一言」3選
※ 基本情報まるわかり♪赤ちゃんの月齢別ガイドが超便利!
※ 初めてのフォトブック作成で失敗したくないママにオススメの神アプリはコレ[PR]
※ ドバっと抜ける髪… 産後より気になるママ達におすすめの抜け毛・白髪対策方法は?[PR]
|
|
|
|
Copyright(C) 2024 andmama.media All rights reserved. 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。