MotoGP:予選中止の経緯を元GPライダーのロリス・カピロッシが説明

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2017年03月26日 04:31  AUTOSPORT web

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予選中止の経緯を説明するロリス・カピロッシ
MotoGPのセーフティオフィサーのひとりである元GPライダーのロリス・カピロッシが、カタールGP予選日の状況について説明。セッション中止となった経緯を語った。

 カピロッシは、ロードレース世界選手権(WGP、現MotoGP)で1990年から2011年まで活躍したライダーで、2017年からはMotoGPのレースディレクションのメンバーに加入し、セーフティオフィサーを務めている。

 カピロッシは、セッション中止となった経緯について次のようにコメント。

「プラクティスを行なおうとしたが、問題は予想以上に大きく、全セッションをキャンセルしなければならなかった」

「(キャンセルの理由は)カタールは年間降水量も少ないため、ロサイル・インターナショナル・サーキットは排水設備がないからだ」

 決勝日の天気も雨の予報が出ており、天候次第では決勝レースのキャンセルの可能性も述べた。

「明日も排水作業を引き続き行なうので、日曜日に予選を行なうことはできない。もし、明日もまた激しい雨となった場合は、レースをキャンセルする可能性もある」

「その場合、2009年のように月曜日に決勝を行なうというのもひとつの選択だ。現状、1コーナー、3コーナー、4コーナー、10コーナーのブレーキングポイントにまだ水たまりがあるので、今夜もポンプを使って排水作業を引き続き行なう」

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