スーパーGT富士公式テスト:午後はau LC500がベストに。レクサスのトップ5独占は崩れず

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2017年03月26日 06:31  AUTOSPORT web

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スーパーGT富士公式テストのセッション2最速となったau TOM'S LC500
スーパーGTの公式テストは3月25日、富士スピードウェイで2時間50分間のセッション2が行われ、午後はau TOM'S LC500がベストタイムをマーク。GT300クラスはB-MAX NDDP GT-Rが最速となった。

 この日のセッション1、セッション2は26日の天候を鑑み走行時間が延長されているが、そのため午前のセッション1の後、オープンピット等のイベントが行われ、慌ただしく午後2時からセッション2がスタートした。午後は日射しも出たもののやはり風は冷たく、各車ともウォームアップに気を遣いながら走行を重ねていった。なお、午前中トラブルに見舞われたMOTUL AUTECH GT-R、MOTUL MUGEN NSX-GTとも修復成ってこのセッション2でコースインを果たしている。

 午後のセッション2では途中、開始から52分というところでWedsSport ADVAN LC500がTGRコーナー立ち上がりでスピン。すぐにリスタートは果たしたものの、赤旗が提示され一時セッションは中断となる。その他にも各所でコースアウト等はあったが、この1回をのぞき赤旗は出なかった。

 そんなセッション2でも、レクサスLC500勢が上位を占めていった。残り20分からはGT300クラス、GT500クラスとそれぞれの専有走行が行われたが、このGT300の走行開始の時点でau TOM'S LC500が1分28秒750で最速。ZENT CERUMO LC500、WAKO'S 4CR LC500という3台が1分28秒台に入れ、さらにレクサスがトップ6を占めていた。

 午後4時30分からのGT300クラスの専有走行に続いて、午後4時40分からはGT500クラスの専有走行がスタートしたが、ここでニッサンGT-R勢、ホンダNSX勢は自己ベストを相次いで更新したものの、レクサスLC500勢ではKeePer TOM'S LC500(ニック・キャシディ)、DENSO KOBELCO SARD LC500(平手晃平)のみが自己ベストを更新。最終的にトップ3は変わらず、au TOM'S LC500の1分28秒750がセッション2のベストとなった。

 2番手にはZENT CERUMO LC500が続き、WAKO'S 4CR LC500が3番手。DENSO KOBELCO SARD LC500が4番手、KeePer TOM'S LC500が5番手とこのセッションでもレクサスLC500勢がトップ5を占めた。6番手にはヤン・マーデンボローがアタックしたカルソニック IMPUL GT-Rが専有走行帯でタイムを上げ、同じく専有走行でタイムアップしたMOTUL MUGEN NSX-GTが7番手となっている。

 GT300クラスは、専有走行開始の時点ではB-MAX NDDP GT-R、GAINER TANAX AMG GT3、グッドスマイル 初音ミク AMGというトップ3となっていた。各車とも専有走行でアタックをかけるが、ここで1分36秒221というタイムをマークしたのはB-MAX NDDP GT-Rの高星明誠だ。最終的にこのタイムがこのセッション2のGT300最速となった。

 2番手はGAINER TANAX AMG GT3が続き、3番手には専有走行でジョノ・レスターがアタックを担ったGULF NAC PORSCHE 911がつけた。4〜5番手にはグッドスマイル 初音ミク AMG、LEON CVSTOS AMGとメルセデス勢が続き、JAF-GT最上位はSUBARU BRZ R&D SPORTの6番手となっている。

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