先輩たちに続け! 鈴鹿サーキットレーシングスクールが2017年の入校式を開催

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2017年03月28日 20:51  AUTOSPORT web

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SRS-Formulaアドバンスに入校した8名のドライバーたち
鈴鹿サーキットレーシングスクール(SRS)は3月27日、2017年の入校式をサーキット内のブリーフィングルームで行った。今年は合計44名が入校している。

 これまでトップカテゴリーで活躍する多くのドライバーやライダーを育ててきたSRSも、1992年の開校から26年目。今年は二輪のSRS-Motoに女子ライダー2名を含む15名、SRS-Motoアドバンスに5名が入校。また、四輪ではSRS-Kartに11名、SRS-Formulaチャレンジに5名、SRS-Formulaアドバンスには選抜された8名が入校。合計44名が入校した。

 四輪フォーミュラへと続くSRS-Formulaアドバンスには、今季2016年全日本カートFS125ランキング1位の佐藤蓮、鈴鹿選手権JRMCクラス2年連続1位、MAXフェスティバル世界大会代表の平良響、SRS初の継続生となる名取鉄平、全日本カート王座獲得経験がある岡田琢也、アジアでのフォーミュラ経験のある村富暁、村富飛鳥、自転車競技ロードレースで全国大会出場の経歴をもつ竹本周平が入校した。村富兄弟はSRS-Formula初の兄弟入校となる。

 スクール生たちは、今後約10ヶ月(SRS-Formulaは4ヶ月)のカリキュラムに臨む。入校式の後はさっそく、それぞれサーキットで走行するためにライセンス講習を受講。基本操作の講習やメンテナンス講習などからスタートし、明日から本格的な走行が始まる。

「近年、スクール卒業生が世界へと進出していくのが顕著です。頑張れば皆さんにもさまざまなチャンスが巡ってくるはずです。ただし、すべての管理を自分でするという心構えが大切。身の回りのすべてのことを自分でやるようにしてください」と語ったのは、中嶋悟校長だ。

「こういったスクールの時間は貴重です。このチャンスをいかに有効な時間にできるかも自分次第です。上を目指して頑張ってください」

 SRS-Motoアドバンスの入校生からは「全日本選手権で結果を出せるようになりたい」という声や、SRS-Formulaアドバンスの入校生からは「ヨーロッパで走るため、スカラシップを獲得したい」など、将来を目指す声が聞かれた。ライバルたちとのスクール生活を制し、松下信治や福住仁嶺、そして牧野任祐らに続き将来を掴むのは、いったいどの若者になるだろうか……!?

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