嵐 大野智の歌唱力の高さはなぜ認知されないのか “アイドル”がもたらす印象をどう払拭する?

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2017年04月22日 07:02  リアルサウンド

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 4月19日にAbema TVにて放送されたバラエティ番組『業界激震!?マジガチランキング』にて「10代男女が選ぶマジで歌が上手いと思うミュージシャン」がオンエアされた。


 『マジガチランキング』は、10代の男女に街頭アンケートを行った結果をランキングで発表。出演者たちは1位を予想し、外れた場合は罰金が課せられるというゲーム形式の番組だ。「マジで歌が上手いと思うミュージシャン」のテーマに回答したのは672人。その中で嵐の大野智が見事1位に選ばれたのだ。以降は2位Superfly、3位宇多田ヒカル、4位ゆずと西野カナ、6位miwa、7位Taka(ONE OK ROCK)、8位手越祐也(NEWS)、9位吉岡聖恵(いきものがかり)、10位平井堅といった歌声に定評のあるアーティストたちが名を連ね、20位までのランキング結果の中には渋谷すばる(関ジャニ∞)の名前もあった。


 出演者たちはこの結果にはかなり驚いた様子で、意外だという声も挙がっていた。1位を当てるという番組趣旨でいうと、確かに大野が1位ということを予想するのは難しかっただろう。しかし、大野の歌声は、これまでもファンのみならず音楽評論家やミュージシャンの間でも高く評価されている(参考:嵐を音楽面で引っ張る大野智の歌唱力 ミュージシャンも太鼓判を押すテクニックとは?)。歌って踊るグループはどうしても視覚的なインパクトが強いため、嵐といえばダンスというイメージを持っている人は多いかもしれない。また、嵐のようなグループの楽曲はサビを全員で歌い、さらにそれ以外のパートも2人以上のメンバーで歌われることが一般的だ。そのため、個人の歌声が印象に残りづらいこともあるのかもしれない。しかし、嵐の場合は大野の圧倒的な歌唱力が買われ、デビュー曲「A・RA・SHI」から現在までその歌声でグループを牽引してきた。楽曲の見せ場に大野のソロが設けられることも少なくない。直近でも、相葉雅紀が主演を務める月9ドラマ『貴族探偵』(フジテレビ系)の主題歌「I’ll be there」では各メンバーのソロパートが設けられており、サビ前には大野の淀みないのびやかな歌声を聴くことができる。


 アイドルがシンガーと同等、またはそれ以上の歌唱力を持っているはずがない、というような先入観を持つ人も中にはいるだろう。しかし、度々筆者も書かせてもらっているが、嵐はまさにパフォーマンス集団と呼ぶにふさわしいグループである。それをファン以外にアピールする機会が足りていないのがとても残念だ。嵐のコンサートはファンでもなかなか参加することができないのが現状であり、様々なアーティストが集うようなイベントに出演することもほとんどない。彼らのパフォーマンスをじっくり観れば、メンバー全員のスキルが高い水準にあることは明らかなのだが……。5月には最新ツアー『Are You Happy?』の映像作品の発売が控えている嵐。映像からでも伝わる彼らのパフォーマンスの凄みが少しでも多くの人に伝わることを祈っている。(竹上尋子)


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  • 関ジャニ∞の丸山くんと安田くんのハモリも素晴らしいよexclamation ��2上も下もハモれるんだから�ࡼ��
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