出典:https://www.shutterstock.com/
最近、英語や体操、漢字や算数を学ぶなど、様々な特色を持つ保育園が増えています。
中でも注目されているのが、“リズム運動”です。
そこで今回は、リズム運動についてを元保育園園長の筆者がお話しします。
日本では子どもの体力の低下がここ数年ずっと言われています。
|
|
体力の低下は、自ら学び自ら考える力といった“生きる力”を身につける上でも悪影響を及ぼすと問題視されています。
さらに、今急激に増えている都心部の保育園のほとんどに園庭がない、あってもじゅうぶんな広さがないという状況です。
リズム運動は体力が向上するうえに、室内で行うことができるため、こうした今の日本の保育園事情にも合っているというのが注目される要因のひとつかもしれませんね。
出典:https://www.shutterstock.com/
リズム運動は、「音楽を聴き、そのリズムに合わせて身体を動かす」というものです。
|
|
これは、単に運動能力を高めるだけではなく、視覚や聴覚などの感覚機能も発達すると言われています。
実際にリズム運動をしている子どもたちの姿を見ていると、とても簡単そうにやっています。
しかし、大人が同じ動きをしてみようとすると全く動けないくらい難しいものばかりです。
たとえば、膝を曲げたままの状態で前へ進む“あひる”やほふく前進のような格好で進む“わに”などがあります。
跳び箱や鉄棒などのように、明らかにできる、できないがハッキリする運動ではありません。
|
|
そのため、子どもたちは“頑張る”のではなく、楽しんで行えるのが、リズム運動のメリットと言えるでしょう。
また、音をしっかりと聞きながら動くため、子どもたちの集中力も高まります。
リズム運動を家庭でも取り入れられたらいいですよね。
家庭で行う際のポイントは“楽しく体を動かす”ことです。
保育園の0歳、1歳クラスで人気のリズム運動と発育を促す遊びを3つご紹介します。
(1)膝の上でお舟遊び
子どもを膝の上に乗せて両脇を支え、左右に揺らす。この時傾いた側の足や手が床に着くようにする。揺らし方に合わせて「ゆ〜ら、ゆ〜ら」と声を掛けてあげましょう。
(2)お馬さんごっこ
大人の背中に乗せて、四つんばいで歩く。スピードを変えたり、わざと体を少し傾けて、バランスを取らせる。(落ちてケガをする可能性もあるので、必ず大人が補助するようにしましょう)
(3)金魚
リズム運動の中でももっとも有名なものの一つ。仰向けの状態に寝かせ、子どもの両足首を持って優しく左右に揺らす。
いかがでしたか?
幼児期に身体をたくさん動かすことは、心身の成長に欠かせないということを忘れず、家庭でもわが子とたくさん身体を使って遊んであげてくださいね。
【参考・画像】
※ 子どもの体力向上のための総合的な方策について – 文部科学省
※ リズム運動って? – 社会福祉法人大和福祉会
※ ANURAK PONGPATIMET / Shutterstock
【関連記事】
※ 「保育園に行きたくない!」思わず爆笑した子どもの必死の言い訳4選
※ あ〜いるいる!保育参加、保護者会での「迷惑親」のNG行動3つ
※ 多忙ママに嬉しい!1本で「化粧水」「乳液」「美容液」「パック」までこなすスキンケアとは[PR]
※ ドバっと抜ける髪… 産後より気になるママ達におすすめの抜け毛・白髪対策方法は?[PR]
※ 【#みち子アレンジ】簡単かわいい!ピン1本でできるまとめ髪
※ 忙しくてもキレイでいたい。働くママの時短お肌づくり -夜編-
|
|
|
|
Copyright(C) 2024 andmama.media All rights reserved. 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。