今保育園で導入されている、注目の「リズム保育」知ってる?

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2017年05月21日 12:13  &Mama

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出典:https://www.shutterstock.com/


最近、英語や体操、漢字や算数を学ぶなど、様々な特色を持つ保育園が増えています。


中でも注目されているのが、“リズム運動”です。


そこで今回は、リズム運動についてを元保育園園長の筆者がお話しします。




日本の保育園事情に合う「リズム運動」

日本では子どもの体力の低下がここ数年ずっと言われています。


体力の低下は、自ら学び自ら考える力といった“生きる力”を身につける上でも悪影響を及ぼすと問題視されています。


さらに、今急激に増えている都心部の保育園のほとんどに園庭がない、あってもじゅうぶんな広さがないという状況です。


リズム運動は体力が向上するうえに、室内で行うことができるため、こうした今の日本の保育園事情にも合っているというのが注目される要因のひとつかもしれませんね。



子どもが「楽しんでできる」リズム運動って、どんな運動?

出典:https://www.shutterstock.com/


リズム運動は、「音楽を聴き、そのリズムに合わせて身体を動かす」というものです。


これは、単に運動能力を高めるだけではなく、視覚や聴覚などの感覚機能も発達すると言われています。


実際にリズム運動をしている子どもたちの姿を見ていると、とても簡単そうにやっています。


しかし、大人が同じ動きをしてみようとすると全く動けないくらい難しいものばかりです。


たとえば、膝を曲げたままの状態で前へ進む“あひる”やほふく前進のような格好で進む“わに”などがあります。


跳び箱や鉄棒などのように、明らかにできる、できないがハッキリする運動ではありません。


そのため、子どもたちは“頑張る”のではなく、楽しんで行えるのが、リズム運動のメリットと言えるでしょう。


また、音をしっかりと聞きながら動くため、子どもたちの集中力も高まります。



家庭でできる簡単リズム運動

リズム運動を家庭でも取り入れられたらいいですよね。


家庭で行う際のポイントは“楽しく体を動かす”ことです。


保育園の0歳、1歳クラスで人気のリズム運動と発育を促す遊びを3つご紹介します。


(1)膝の上でお舟遊び


子どもを膝の上に乗せて両脇を支え、左右に揺らす。この時傾いた側の足や手が床に着くようにする。揺らし方に合わせて「ゆ〜ら、ゆ〜ら」と声を掛けてあげましょう。


(2)お馬さんごっこ


大人の背中に乗せて、四つんばいで歩く。スピードを変えたり、わざと体を少し傾けて、バランスを取らせる。(落ちてケガをする可能性もあるので、必ず大人が補助するようにしましょう)


(3)金魚


リズム運動の中でももっとも有名なものの一つ。仰向けの状態に寝かせ、子どもの両足首を持って優しく左右に揺らす。



いかがでしたか?


幼児期に身体をたくさん動かすことは、心身の成長に欠かせないということを忘れず、家庭でもわが子とたくさん身体を使って遊んであげてくださいね。



【参考・画像】


※ 子どもの体力向上のための総合的な方策について – 文部科学省


※ リズム運動って? – 社会福祉法人大和福祉会


※  ANURAK PONGPATIMET / Shutterstock


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