『22年目の告白』が3週連続首位! 8位『宇宙戦艦ヤマト』には「熱い脚本が泣ける」と絶賛の声続出【週末映画興行成績】

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2017年06月27日 16:02  おたぽる

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おたぽる

『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』公式サイトより。

 6月24日〜6月25日分の週末映画興行成績(興行通信社)が発表されたので、今週もオタク目線でお届け。



 まずは初登場で8位ランクインしたのが、名作SFアニメ『宇宙戦艦ヤマト』をリメイクした劇場作品『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 第二章「発進篇」』。相変わらず全国でわずか20スクリーンと超小規模公開ながら、安定した強さを見せた。



『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 第二章「発進篇」』は、劇場シリーズ全7章のうちの2作目となっており、『宇宙戦艦ヤマト2199』の続編。制作はかなりスケジュールが遅れていたようで、6月24日に行われた舞台あいさつでは羽原信義監督が「ようやく発進しました」とホッとした表情を見せる一幕も。



 クラウス・キーマン役を演じた声優の神谷浩史もアフレコ時を振り返り、「絵が絶望的に無かった」「これ本当にできるのかなと……」と心配していたことを打ち明けている。さらにシリーズ構成を務めた福井晴敏も「我々も本当に不安だった」と発言しており、現場の逼迫ぶりをうかがわせた。



 これにはファンからも「そんな状態であのクオリティが作れたのか!? すごいな」「スタッフ皆が不安がってる中であそこまでの完成度にしたのは凄い」と驚愕の声が。大変な舞台裏だったにもかかわらず作品はかなり好評で、レビューサイトでは「やってくれたなヤマト! 構成は素晴らしいし映像は美しく、リアリティーもあり大満足」「熱い脚本が泣かせる……」「これは絶対3回以上見る」と、聞こえてくるのは絶賛の声ばかり。「Yahoo! 映画」での評価も4.18点と高得点を記録しており(27日現在)、口コミで今後もさらなる動員が見込めそう。



 6位には59スクリーンながら健闘を見せている『劇場版 魔法科高校の劣等生 星を呼ぶ少女』が、2週連続でランクイン。さすがですお兄様!



 またランクインこそならなかったものの、6月10日より公開中の『KING OF PRISM -PRIDE the HERO-』は25日にまで動員約14万3,000人、興行収入約2億3,600万円を記録したことを発表! 公開から3週間を経ても勢いはまだまだ衰えず、これはロングランが期待できそう。



 ランキングに戻ると、1位はクライムサスペンス『22年目の告白 -私が殺人犯です-』。土日2日間で動員16万5,000人、興収2億3,100万円と、順調に数字を伸ばし3週連続で首位をキープ。



 続いて2位には土日2日間で動員14万4,000人、興収2億700万円をあげたディズニー映画『美女と野獣』がランクイン。累計興収は現時点で118億円を突破しており、邦画・洋画をあわせた国内歴代興収ランキングで先週の21位から19位へ上昇した。そして3位を維持している『昼顔』も粘り強く数字を伸ばしており、週末2日間で動員10万7,000人、興収1億5,200万円を記録。累計興収も14億8,700万円を突破し、まだまだ勢いは衰えそうにない。



 初登場4位となったのは戦争ドラマ『ハクソー・リッジ』。中高年の男性の動員が順調で、土日2日間で動員8万3,000人、興収1億600万円をあげた。平日の動員も見込めそうなことから興収5億円突破が当面の目標というところ。



 その後5位には『こどもつかい』、7位は『いつまた、君と 〜何日君再来〜』、9位に『キング・アーサー』、10位に『花戦さ』と続いている。今週末は『それいけ!アンパンマン ブルブルの宝探し大冒険!』『劇場版 Free!-Timeless Medley-』と人気アニメの公開が控えており、波乱の展開となりそう。小規模公開の『宇宙戦艦ヤマト』がどこまで順位をキープするかにも注目していきたい。


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