スパ24時間、2017年も60台以上がエントリー。メルセデスは新型GT4マシンを発表

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2017年07月24日 14:32  AUTOSPORT web

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スパ・フランコルシャン名物のオー・ルージュを駆けあがる22号車ニッサンGT-RニスモGT3
7月21日、ブランパンGTシリーズをプロモートするSROは、7月25〜30日に開催される第69回トタル・スパ24時間耐久レースのエントリーリストを発表した。

 世界三大耐久レースのひとつに数えられる伝統のスパ24時間。2017年もブランパンGTシリーズ/インターコンチネンタルGTチャレンジの一戦として組み込まれていることもあり、64台という非常に多くのエントリーを集めている。
 
 総合優勝の有力候補となるプロクラスには2016年のスパ24時間を制したROWEレーシングを擁するBMWのほかアウディ、ポルシェ、メルセデス・ベンツ、アストンマーチン、マクラーレン、ベントレー、ジャガー、ランボルギーニ、フェラーリ、そしてニッサンの11メーカー、計37台が名を連ねた。

 日本勢では、谷口信輝、片岡龍也、小林可夢偉の起用を発表して注目を集めるGOODSMILE RACING&Team UKYOが、桜と初音ミクを描いたスペシャルカラーの00号車メルセデスベンツAMG GT3でエントリー。

 今季もブランパンGTシリーズ・エンデュランスカップにフル参戦しているモチュール・チームRJN・ニッサンは、22号車と23号車、2台のニッサンGT-RニスモGT3で参戦。23号車GT-Rにはお馴染みの千代勝正、アレックス・バンコム、ルーカス・オルドネスのトリオが乗り込む。

 また、プロ-アマクラスには51号車フェラーリ488 GT3を走らせるAFコルセから日本人としてただひとり、石川資章がエントリーしている。
■FIA-GT4にニューカマー登場
 全64台中、フェラーリ488 GT3と並ぶ最多11台のAMG GT3がエントリーしているメルセデスは21日、昨年12月にカスタマー向けリリースをアナウンスしたFIA-GT4マシンの最新モデル『メルセデスAMG GT4』を今大会期間中に初披露することを発表した。

 近年、FIA-GT3の高速化により注目を集めているGT4市場。すでにポルシェやアウディ、シボレーなどが新型マシンをリリースしているが、メルセデスが手がけるニューカマーの登場はGT4カテゴリーの発展をより進めることになりそうだ。

 29日に決勝レースが行われるスパ24時間は、J SPORTS/J SPORTSオンデマンドでの生中継が決定。放送情報の詳細は公式ページ(http://www.jsports.co.jp/motor/)まで。

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