薄幸系女優枠独走の木村多江。その理由は「え」にある?

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2017年08月16日 01:00  citrus

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『ORICON NEWS』によると、ドラマや映画の世界では「薄幸系女優枠」ってやつがあるらしい。

 

最近は、視聴者のあいだで「“暗い結末”が予想できるドラマを10〜12回も観続けるのは、けっこう厳しいなぁ…」的風潮が主流となりつつあるようで、最初から最後まで不幸なヒロインが主役を張るドラマは、めっきり減りつつあるが、脇を固めるスパイス的存在として、いまだ薄幸系女優の需要は高いという。そして、そんななか、その枠を一手に引き受け、独走状態となっているのが木村多江(46)である……のだそう。

 

私はなにを隠そう、この木村多江のちょっとだけファンだったりする。先月までWOWOWで放送されていた連続ドラマ『犯罪症候群 Season2』でヒロインを演じていた木村多江は、未成年者に恋人を殺害されたり、レイプされたり……と踏んだり蹴ったりの役柄で、不謹慎承知で言わせてもらうと、じつに“そこ”がエロティックであった。

 

一重まぶたの切れ長な目、鼻孔の小さいほっそりとした鼻筋、対して大きくもないのに何故か目立つ右頬にあるホクロと、家事に疲れた専業主婦さながらのナチュラルメイク……それらに男ゴコロを無性に掻き立てるポテッとした唇や主張しない巨乳とかのセックスアピールがさり気なく加わるもんだから、タチが悪い。

 

「ちょっとだけファン」ってところが、けっこう重要なんだと思う。「好きな芸能人は?」と問われ、「木村多江!」と即答はできないが(=単純に、名前が咄嗟に思い浮かばないがゆえ)、彼女が出演するドラマや映画にたまたま出くわすたびに「案外好きかも…?」と、じんわり再確認してしまう。たぶん、私と同様な心象風景を木村多江に抱く諸兄は、わりと多いのではなかろうか? そんな“愛人的次点感”こそが木村多江の強みなのだ。

 

かつて、(WOWOW発の「知る人ぞ知るいぶし銀的ドラマ」ではなく)地上波のゴールデンタイムドラマ「赤いシリーズ」で主役として薄幸を演じきり、押しも押されぬ国民的スターの座にまでのし上がったのが、あの山口百恵である。さらに、その後それなりに一世を風靡した薄幸系女優としては『北の国から』の裕木奈江、『高校教師』の桜井幸子……あたりが挙げられる。

 

(木村多江を含む)どの女優も、顔立ちで大雑把に分類するならば、よく似た系統だったりする。だが、私は(どんなに実生活は充実していようが)彼女らが共通してかもし出す“薄幸な感じ”の大きな要因は、顔立ちだけじゃなく名前にもあるのではないか、とにらんでいる。

 

ポイントはズバリ「え」である。百「え(恵)」、奈「え(江)」、多「え(江)」……と、「え」を末尾とする女性のファーストネームには、なんとなく「娘の幸福をひたすら願う両親の想い」が込められ“過ぎ”て、しかしそれが空回りしがちな印象が拭えない(※上記女優のなかで唯一例外の桜井幸子は「幸」の字が「え」代わりになっている)。ゴメスの偏見以外の何物でもないことくらい、わかっちゃあいるんですけどね……(笑)。

 

現在、「薄幸系女優枠が木村多江の独走状態」ってことは、売れっ子を目指すブレイク前の女優の皆さまとって、この枠狙いはもっとも手堅い戦略の一つなのかもしれない。もし、真剣に“転身”を考えるなら、ぜひとも「江」「恵」「枝」……ほか、「え付きネーム」への改名をオススメしたい。「幸江」なんか、ダブルで最強……じゃないですか!?

 

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