ジャネット・ジャクソンの悪夢 結婚生活は“まるで刑務所暮らし”だった

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2017年09月22日 11:43  Techinsight Japan

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ジャネット、笑顔の裏で…(画像は『Janet Jackson 2016年2月13日付Instagram「Took a break from tour prep to attend 10th Anniversary of Lazarides Gallery n London with my sweetie... See you soon」』のスクリーンショット)
容姿も財力も申し分のないカタールの大富豪ウィサム・アル・マナ氏(Wissam Al Mana)と2012年に結婚した米歌手ジャネット・ジャクソン。昨年にはまさかの高齢妊娠に至り、今年1月に無事に出産を終えたばかりである。そんな中、これから幸せな家庭を一緒に築くはずだったマナ氏との破局を発表。今は仕事も再開し、長いあいだ失っていた自由を取り戻しているという。

文化や宗教も異なる配偶者と生涯仲良く添い遂げる人もいれば、結局は破局を選び元の暮らしに戻る人もいる。歌手ジャネット・ジャクソンの場合は、まさに後者。5年に及んだ結婚生活は夫による束縛の連続で、「家族や友人達からも遠ざけられている」とジャネットは感じていたもよう。互いを信じ支え合うノーマルな結婚を夢見ていたはずのジャネットだが、現実は理想からほど遠いものだったようだ。

ジャネットの兄ランディ・ジャクソンによるとマナ氏の言葉の暴力は酷いもので、ジャクソン家を知る情報筋も「まるで囚人のような気分だったそうです」とジャネットの気持ちを代弁している。だがジャネットは、なぜ共通点が極端に少ない相手を結婚相手に選んでしまったのか。

実はマナ氏と交際を始める直前に、ジャネットは2つの大きな別れを経験している。ひとつは兄マイケルの急逝(2009年)で、それによる精神的な打撃はかなり大きかったという。さらに何年も交際していたジャーメイン・デュプリとも同じ年に破局し、「再び安定した生活を取り戻したい」という気持ちは募るばかりだったもよう。その翌年にドバイにあるホテルのオープニング式典でマナ氏と出会ったジャネットは、あっという間に彼のとりこになり結婚に突き進んだという。

また莫大な資産を持つマナ氏だけに暮らしぶりは豪華そのもので、ジャネットのプライバシーも完全に守られたとのこと。そんな中「この人の子なら…」と思うようになったものの、マナ氏が望んだのはイスラム教の伝統を順守する妻―そのためジャネットはブルカで体を覆い、親しい友人達とも距離を置き「昔の自分でいることはできないのだ」と思い込んでいたそうだ。しかし夫婦の関係が音楽活動に支障をきたすようになると、ジャネットはマナ氏に対し怒りを感じるように。妊娠中、そして産後には文化・宗教に沿った息子の養育にこだわるマナ氏の思いを知り、ジャネットは彼との別れを決意した。

自分らしい生き方を取り戻したい―母になったジャネットは、音楽のため、そして我が子と自分の幸せのために、ようやく新たな一歩を踏み出したのだ。

画像は『Janet Jackson 2016年2月13日付Instagram「Took a break from tour prep to attend 10th Anniversary of Lazarides Gallery n London with my sweetie... See you soon」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)
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