学歴コンプレックス派の羨望! テリー伊藤の学歴ロンダリングという英断

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2017年09月30日 01:00  citrus

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演出家のテリー伊藤(67)が、9月17日に生出演した『サンデージャポン』(TBS系)で、慶應義塾大学の大学院に入学したことを報告した。

 

最終学歴が日大経済学部卒であるテリー氏は「慶応ボーイ、似合わないですよね」と自虐気味に語りつつも、「週3日ほど通って、(専攻については)人間心理を学びたい」と、その真摯な志を吐露。さらには「合コン目的? それはあります」「サークルにもなにか入りたいですよね」……と“下心”もちらつかせ、キャンパスライフを心待ちにしている様子である。

 

「合コン」や「サークル」といった俗っぽい部分を包み隠さず公言するのが氏の持ち味であり、またその率直さがネット上でけちょんけちょんに叩かれても、しぶとく芸能界で生き残っている大きな要因の一つであるのは疑いようもないが、今回のこの慶大大学院入学に関しては、それらの“副産物”をも含め「なんて素敵な人生の決断なんだ!」と、心底から私は羨ましく感じている。

 

こういうのを「学歴ロンダリング」と呼ぶらしい。なかなか上手いこと言うもんである。大学院に入学して、あるいは高卒の人が大学に入学したり、大卒の人がより高い偏差値の大学や学部に再入学して、「最終学歴」を合法なかたちで変えてしまうわけだ。そして、そういうことを“実行”する背景には「自身の最終学歴に対するコンプレックス」が大なり小なり確実に存在する。偏差値32だというロンブー淳も、9月23日に放送された『AbemaTV』で「100日で青学(入学)一直線」を宣言し、現在は断酒&朝8時に起床しての勉強を続けていることをカミングアウトした……のだそう。

 

私だってなにを隠そう、自分の最終学歴「関西大学経済学部経済学科卒業」には、いささかのコンプレックスを抱いている。理由は、偏差値云々というより、今の仕事にこの“肩書き”がちっとも活かされていないからだ。

 

なので、私もじつのところ、この学歴ロンダリングには40歳を越えたあたりから、ずっと目をつけていた。「経済学士」では、私が文筆家として日々書いている恋愛だとかエロだとか芸能界だとかの原稿には1ミリの重みも与えることはできないが、たとえば「社会学修士・博士」とかなら、それなりの“ハク”もつくだろう。あと、大学時代まったく勉強しなかったツケを、50代半ばにして大学院という新天地で一気に払い尽くしたい気持ちもある。今度は一生懸命勉強しますから……。もちろん、テリー氏と同様「テニサーとかに入部して若い男女のリアルな実態に触れてみたい」、もっとストレートに言ってしまえば「女子大生といちゃいちゃしたい」……なんて野望もなくはない。

 

院試にあたっては、大学時代の学部学科はほとんど考慮されないとも聞く。筆記試験、それに面接で「なぜ異なる学問分野に進学したいのか」を明確に答えられさえすれば、合格は十分に可能……と、なにかで読んだこともある。さらに、東大・京大などの一流大学には「独立大学院」、すなわち「学部が存在しない大学院」もあるようで、案外院試も簡単だったりする……との噂である。

 

そう。学歴ロンダリングは決して絵空事ではない。定年などですでに“リタイア”しているご年輩のあなたも、比較的自由な時間を確保しやすい“現役”の起業家やフリーランスなあなたも……私と一緒にそんな“夢”に向かって、人生のモチベーションとスキルのアップをはかってはみませんか?

このニュースに関するつぶやき

  • いや、文系の院卒は一般的に勉強オタクか変人と見なされるので、一般企業では嫌がられる。逆に理系は院卒じゃないと基礎的な研究のお約束が身につかないので、理系は院まで行く必要があり教育費が高くつく。
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