スズキ、カフェレーサースタイルのスポーツモデル『SV650X ABS』を1月26日に発売

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2018年01月23日 15:22  AUTOSPORT web

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スズキは1月22日、最新テクノロジーを導入したエンジンや車体に、懐かしい外観を取り入れた『SV650X ABS』を1月26日に発売すると発表した。

『SV650X ABS』は645cc水冷V型2気筒のVツインエンジンを搭載した『SV650 ABS』をベースに、個性的なカフェレーサースタイルへとアレンジしたモデルだ。「X」は「Extra」を意味し、ヘッドライトカウル、セパレートハンドル、タックロールシートなどのレトロなフォルムに加え、ヘッドライトの下にはオプションでフォグランプ(LEDフォグランプセット)を装着可能とするなど、SV650 ABSとは異なる外観に演出されている。

『SV650X ABS』の特徴やポイントを挙げてみよう。

【外観】
・スリムで軽量(197kg)な車体
・ロケットカウルをイメージさせるフロントマスク

・スリム&スポーティなフォルムの14Lフューエルタンク
・タイトな形状で良好な足着き性を実現したタックロールシート(シート高は790mm)
・余裕のポジションにセットされたセパレートハンドル

【足周り】
・前後輪に取り付けられたホイールスピードセンサーにより各車輪速度を検知し、ブレーキの効きを自動的にコントロールして車輪のロックを一定範囲内で防ぐ「ABS」を標準装備
・好みに合わせたサスペンションセッティングが可能なプリロードアジャスターを装備したフロントフォーク
・高いコーナーリング性能と直進安定性を両立した前後ラジアルタイヤ(フロント120/70、リヤ160/60)

【エンジン】
・独特の鼓動感が味わえ、刺激的で官能的なサウンドを奏でる水冷645cc 90度V型2気筒のVツインエンジン
・低回転域ではトルクフルで扱い易く、中回転域は力強く立ち上がり。高回転域では伸びのあるパワーを発揮
・1気筒あたり2本のスパークプラグを持つ、「スズキデュアルスパークテクノロジー」を導入
・ピストンのスカート部にはレジンコートを実施。シリンダーとピストンのフリクションを低減。ピストンリングはL型リングを採用し、高い燃費性能と排出ガス低減に貢献
・TI-ISC内蔵のスロットルボディには、発進時や低回転走行時にエンジン回転数、ギアポジション、スロットル開度、クラッチスイッチの情報を用いて制御する「ローRPMアシスト」機能を採用し、発進時のエンジン回転の落ち込みが緩和され、スムーズな発進を実現
・スタータースイッチを押し続けずにワンプッシュするだけで、ECMがスターターモーターを回転させてエンジンが始動する「スズキイージースタートシステム」を導入

『SV650X ABS』のカラーは渋みを効かせたオールトグレーメタリックNo.3。価格は781,920円(税込)となっている。

■主要諸元■
全長/全幅/全高:2,140mm/730mm/1,090mm
軸間距離/最低地上高:1,450mm/135mm
シート高:790mm
装備重量 :197kg
最小回転半径:3.3m
エンジン型式:水冷4サイクル90°Vツイン/DOHC4バルブ
総排気量:645cc
内径×行程/圧縮比:81.0mm×62.6mm/11.2 : 1
最高出力:56kW(76.1ps)/8,500rpm
最大トルク:64N・m(6.5kgf・m)/8,100rpm
燃料供給装置:フューエルインジェクションシステム
始動方式:セルフ式
点火方式:フルトランジスタ式
潤滑方式:ウェットサンプ式
潤滑油容量:3.0L
燃料タンク容量:14L
クラッチ形式:湿式多板コイルスプリング
変速機形式:常時噛合式6段リターン
減速比(1次/2次):2.088 / 3.066
フレーム形式:ダイヤモンドフレーム
キャスター /トレール:25°/106mm
ブレーキ形式(前/後):油圧式ダブルディスク(ABS)・油圧式シングルディスク(ABS)
タイヤサイズ(前/後):120/70ZR17M/C(58W)・160/60ZR17M/C(69W)
舵取り角左右:30°
乗車定員:2名
カラー:オールトグレーメタリックNo.3
価格:781,920円

このニュースに関するつぶやき

  • 昔SV1000でこう言うのをやりたかった。ネイキッドのSVにセパハン移植して、グースっぽく仕上げたかった。こいつもビキニカウル外したりロケットカウルを付けられたら楽しそう。
    • イイネ!2
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