子どもは風の子とばかりに、外で思いっきり遊ぶのも良いですが、寒い冬は美術鑑賞もおすすめです。
筆者は結婚前、現代美術ギャラリーに勤務していました。子どもが産まれてからは、親子での美術鑑賞が気に入り、まだ小さな姉妹を連れて、“美術館行脚”をしたものです。
今回はそんな筆者が親子でアート鑑賞をオススメする理由と、楽しみ方をご紹介します♪
筆者はギャラリーに勤務していましたが、特に専門的に美術を勉強したわけではありません。ちなみに、筆者が就職したそのギャラリーの社長も、自分は美術は専門ではないと言っていました。
アートは自由そのもの。どんな風に楽しんでもいいのです。歴史的なことも、技術的なことも分からずに、「コレが好き」「コレは嫌い」と言ってもいい。それがアートだと筆者は思います。
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そして自由に世界を楽しむ天才なのが、子ども達ではないでしょうか?
時間に追われ、後片付けに必死になり、きちんとルールを守ることを気にする大人にとって、子ども達の自由さは時に邪魔と感じるときも。
そんな子ども達を、思う存分解放出来るものこそがアートだと筆者は思います。
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年子の上姉妹がまだ幼稚園児の時に、とある有名な現代美術画家の個展に行きました。その人の絵は、ユーモラスがあり、そしてシュールでビックリする組み合わせがたくさんある絵ばかり。
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姉妹は周りを気にせず、「ぶー!」と噴き出したり、クスクス笑ったり。面白くて、思わずスキップしたり。
そんな子ども達を尻目に、行列を成して絵を鑑賞する大人達はしかめっ面……。どちらがアートを楽しんでいるかは、一目瞭然でした。
筆者はそんな子ども達を観ていると、まるでこちらの心まで自由になるように思えたものです。
子どもが小さい頃は、アートに意味などを探さず、純粋に楽しみます。そんな子ども達に多くのことを学べるのが、親子でアートを鑑賞する良さだと思います。
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(1)世田谷美術館
企画展はもちろん、美術館のコレクションも見応えのあるものばかりです。
クラシックな絵画は一見退屈そうに思えますが、子どもと美術鑑賞するときのコツは、“自分の好きな物探し”。「ココの色が好き」などと、好きな部分でもいいのです。
まずは親がたくさん、自分の好きな物を探して下さいね。広い公園の中に位置するので、観賞後に思いっきり駆け回れるのも魅力の1つです。
(2)ICCインターコミュニケーションセンター
「インタラクティブ・アート」を体験するなら、断然ココがオススメです。
最新の技術を使って、鑑賞者と作品がお互い働きかけて完成するアートを経験出来ます。
ここの良いところは、インタラクティブなデジタルアートをいつでも鑑賞出来ること。
描いたお魚が壁を泳ぐお魚美術館や、音の全く無い部屋、永遠に繰り返されるジャグリングなど、子どもが釘付けになること間違い無い作品ばかりです!
(3)ギャラリーTOM
東京・渋谷の閑静な住宅街、「松濤(しょうとう)」の一角にひっそりとある小さなギャラリーですが、好奇心旺盛な子どもとぜひ訪れて欲しい場所です。
ここは、盲人が彫刻に直接触れて鑑賞出来るというコンセプトのギャラリー。
もちろん一般鑑賞者も、作品に堂々と触ることが出来ます。
よく美術館では、「それは触っちゃダメ!」などと叱らなければならない場面もありますが、ここではその必要はありません。
観ているだけでは分からないアートの魅力を“触って感じる”ことの出来る珍しいギャラリーです。
優しく、そっと、大切なものを扱うように触るんだよ、と教えてあげてくださいね。
きっと子ども達は、それまで使ったことの無い感覚で、アートを楽しみ始めることと思います。
冬は天候も寒かったり雨や雪の日があって引きこもりがち。
週末などに退屈さを感じたり、おでかけしに行く場所に困ったらぜひ、今日ご紹介したアート施設に親子で訪れてみてくださいね♪
【参考・画像】
※ 世田谷美術館
※ ICCインターコミュニケーションセンター
※ ギャラリーTOM
※ Romrodphoto、 Chubykin Arkady、 Iakov Filimonov / Shutterstock
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