「オモシロ芸能情報を中心に、サブカル情報や他では絶対に読めない裏ネタまで…情報満載のエンターテインメントニュースサイト」を標榜する『リアルライブ』によると、ラッパーのZeebra(ジブラ)(※ゴメス註:←()内にあるカタカタ表記はのちに重要な意味をもたらしてくるので要注意!)がファンに名前を間違えられたという理由でツイッターで大暴れしている……という。事の顛末は以下のようなものである……らしい。
3月2日。HIP HOP専門ラジオ局『WREP』にてZeebraがMCを務める、とある番組が生放送された。そこで一人のHIP HOPファンの男性がはじめて番組を観覧し、Zeebraと一緒に写真を撮ってもらったといい、それをツイッター上でツイート。ところが、その際に勘違いからZeebraを「ゼブラ」と誤って表記。
そのツイートを見つけたZeebraは男性に直接リプライするかたちで「名前違うよ。ちょっと撮り損感」と指摘。さらにその男性が、ラッパーで人気ユニット『AAA』のメンバーでもあるSKY-HI(日高光啓)のファンであることから、「日高のファンってそんなもんなの?」と攻撃し、関係ない人まで巻き込んで騒動に発展させた。
|
|
……のだそう。まさかのZeebra本人からのリプライが届いた男性は、慌てて投稿を削除し、謝罪と弁明のリツイートをしたようだが、これに対してもZeebraは
「名前も知らない相手にツーショットの写真頼む方が間違ってると思うんだけど。俺も人間だからムカつくに決まってる。それをやれ大人気ないだなんだ。完全なる撮り損。ミーハーも程々にしろ」
「別に好感度上げたくてツイッターやってないから」
「騒がれてもいい迷惑です」
……などと、火に油を注ぐようなコメントを連発している……んだとか。
|
|
ネット上では、
「器が小さすぎる」
「ラッパーなのに煽り耐性ゼロ(笑)」
「関係ない人まで引っ張り出してきて大人げなさすぎる」
|
|
……ほか諸々のZeebra批判が飛び交っていると聞くが、はたしてこのZeebraによる一連の蛮行は、本当に「大人げがない」のか?
そりゃあ、「大人げがない」と言われたら、たしかに100%大人げはない。名前表記の勘違いを指摘するだけならまだしも、それを謝罪した素人サンを捕まえて、「名前も知らない相手にツーショットの写真頼む方が間違ってると思うんだけど」と、追加の説教まで被せるとは……一般的な芸能人の対応と照らし合わせたら、「ヤリすぎ」のジャッジがネット上で下されるのも無理はない。
しかし、このZeebraというヒトは、おそらく自分のことを心底から「芸能人」だなんて思っていないんだろう。どんな立場の相手と向き合ってもスタンスは対等で、「あくまで一人の人と人同士」でしかない……のではなかろうか?
「表現活動とは、まず誰か一人の心に響けば良しとしてかまわない。そして、より多数の人の心に響く、すなわち“売れる”という結果は、その積み重ねの副産物でしかない」
……といった根本を突き詰めれば、Zeebraのこういった過剰反応は、表現者として、とくに「反逆の音楽」(←凡庸w)であるラップを表現手段とする者として、“本来の在るべき姿”だと私は考える。
いいじゃないか、一人くらいはこんなチャイルディッシュ(=永遠の少年的)なラッパー、芸能人がいても。端から見ているぶんにだって、単純に面白いし。