King & Princeは王道のジャニーズアイドルに? メンバーそれぞれの個性とデビュー曲から紐解く

17

2018年03月21日 13:01  リアルサウンド

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

リアルサウンド

写真

 5月23日にデビューすることが決まっているKing & Princeが今夜放送の『CDTVスペシャル!卒業ソング音楽祭2018』(TBS系)に出演。先日六本木で行われたイベントで発表されたデビューシングル「シンデレラガール」をテレビで初披露する。


参考:King & Prince、デビュー曲「シンデレラガール」初披露 平野紫耀「今日が新しい道の始まり」


 2015年に「Mr.King vs Mr.Prince」のグループ名で結成され、「Mr.KING」と「Prince」それぞれのグループで活動していた彼らは、今年1月に6人でのデビューが発表されると同時に「King & Prince」へと改名。ふたつのグループに分かれて切磋琢磨していくという意味合いが込められた“vs”から、6人が一緒にという意味が込められた“&”に変わったということは、彼ら6人でひとつのグループとして完成してきた証といってもいいだろう。


 これからデビューを経て、アイドル歌手としてタレントとして、そして俳優としてなど、先輩グループが歩んできたジャニーズの王道を突き進んでいく“キンプリ”。同期が相次いでデビューを果たしてきた中で満を持してデビューするメンバーや、長らくポテンシャルの高さが注目されてきたメンバーが集まった彼ら6人のメンバーを、あらためて振り返ってみたい。


 まずは「Mr.KING」として活動してきた平野紫耀、永瀬廉、高橋海人。中でも平野といえば、まもなく公開される映画『honey』で初主演を務め、4月から始まるTBS系ドラマ『花のち晴れ~花男Next Season~』にも出演。俳優としても急上昇中でグループ内のエース候補だ。そして平野と同じく関西ジャニーズJr.出身の永瀬はその甘い歌声に定評があり、高橋はグループで最年少の弟分。面白いことに3人は揃って“天然”というなかなか濃いキャラを持ち合わせており、相対的に永瀬がリードする役割を果たしているとか。


 一方で「Prince」は、長らくジャニーズJr.をリードするメンバーとして注目されてきた3人が揃った印象だ。まずグループのリーダーを務める岸優太といえば、結成前の2015年の時点でドラマ主演(『お兄ちゃん、ガチャ』日本テレビ系)を務めるほか、舞台『Endless SHOCK』でも見事なパフォーマンスを披露してきた逸材。そんな彼を筆頭に、雑誌『Myojo』の“恋人にしたいJr.ランキング”で4年連続1位という偉業を成し遂げた、王道のジャニーズアイドル感漂うシャイボーイの岩橋玄樹と、“国民的彼氏”という壮大な愛称を持つ、優しく真面目な神宮寺勇太。この3人の絆の深さは、ジャニーズグループ随一といってもいいぐらいだ。


 一見すると3人それぞれが対照的な「Mr.KING」と「Prince」だが、このふたつが交わることで、絶妙なバランスが生まれる。「Mr.KING」が昨年夏に放送されていた『KINGステーション』(テレビ朝日系)で見せたマイペースぶりと、「Prince」が現在放送中の『真夜中のプリンス』(テレビ朝日系)で漂わせる手慣れたバラエティセンス。すぐさま大きな冠番組を託される可能性も期待できよう。


 そんな彼らのバラエティ感は、先日のイベントで発表されたメンバーカラーにも象徴される。各グループで中心的人物が身につける“赤”に選ばれた平野だが、それは“赤”ではなく“真紅”だと宣言。さらに“黒”の永瀬も“漆黒”(メンバーカラーで黒が選ばれるのは、関ジャニ∞の横山以来ではないだろうか)、高橋も“ひまわりイエロー”、岩橋は“濃いピンク”、神宮寺は“ターコイズブルー”と、色のバリエーションにさえも個性をみなぎらせている。


 デビュー前から、早くも“王道のジャニーズアイドル”としての雰囲気を期待されている“キンプリ”の6人。「シンデレラガール」は「楽曲は明るくて可愛くて、何回でも聴きたくなるような曲」(引用:六本木に6人の王子様降臨! キンプリデビュー曲は「人生に寄り添っていく曲」/NewsWalker)との平野の言葉通り、春めいた爽やかな王道アイドルソングに仕上がっているようだ。彼らの華々しい第一歩を飾るパフォーマンスを期待したい。


※高橋海人の「高」はハシゴダカが正式表記。(久保田和馬)


このニュースに関するつぶやき

  • 略称でモメてる?イメージしかない。キンプリ…■
    • イイネ!0
    • コメント 0件

つぶやき一覧へ(9件)

ニュース設定