仲間との交流の旅が空っぽの心を埋める リチャード・リンクレイター新作『30年後の同窓会』予告編

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2018年04月19日 08:01  リアルサウンド

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 『6才のボクが、大人になるまで。』のリチャード・リンクレイター監督最新作『30年後の同窓会』より、予告編とポスタービジュアルが公開された。


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 本作は、妻に先立たれ、戦地で最愛の息子を失い悲しみに暮れるドクが、30年間音信不通だった戦友・サルとミューラーを誘い、亡くなった息子を故郷に連れて帰る旅に出る模様を描いた人間ドラマ。過去の事件でトラウマを抱え、その後の人生が大きく変わってしまった3人の再会が大きな変化をもたらす。


 スティーヴ・カレル、ブライアン・クランストン、ローレンス・フィッシュバーンという、アカデミー賞主演男優賞ノミネート経験を持つ名優たちが集結し、リンクレイター監督12年の構想を経た企画が実現した。


 公開されたポスターは、「涙をみせられる、友はいますか?」というコピーとともに、カレル、クランストン、フィッシュバーンの3人が演じるキャラクターとその関係性を彷彿とさせる楽しげなワンシーンが印象的に使用されている。


 予告編は、妻に続いて息子を亡くした傷心のドクが、30年ぶりに友人を訪ねるところから始まり、戸惑いながらも徐々に心を通わせ合う、ドクとかつての友たちとの姿が映し出される。息子の遺体を運ぶ悲しい旅ではあるものの、強い絆で結ばれた3人が織りなす男たちの他愛のない掛け合いやユーモア、心温まるシーンなどが散りばめられている。なお、日本版予告編のナレーションは、田口トモロヲが担当している。(リアルサウンド編集部)


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