ゼイン・マリク、難しいタイプゆえにマネージャーに契約を切られた?

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2018年04月19日 15:22  Techinsight Japan

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ゼイン、一緒に働くのは難しいタイプ?(画像は『Zayn Malik 2018年4月14日付Instagram』のスクリーンショット)
「ワン・ダイレクション」を脱退し、「ソロとしては成功しないだろう」と言われながらも独特の世界観が光る素晴らしい音楽でミュージックシーンを沸かせているゼイン・マリク。ついには「オリジナルメンバーの中でも一番の人気アーティスト」と呼ばれるようになった彼だが、グループ脱退から今まで支えたマネージャーが、なんとゼインのマネージャー職を降りたもようだ。

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ニューアルバムに収録してあるシングル曲を複数発表し、今はアルバム大ヒットを目指してプロモーションなどに精を出す時期にあるゼイン・マリク。それを知りつつも、彼を支えたマネージャーのサラさん(Sarah Stennett)はゼインのマネージャー職としての契約を終了する決断を下し、本人もそれが事実であると認めた。

「この大事な時期に、トップミュージシャンになった彼となぜ手を切ったのか?」

そう思った人も少なくなかったもようだが、複数の情報筋はゼインとの仕事がいかに難しいかについて、以下の点を挙げている。

■ゼインと仕事をするのは非常に困難で、多くのプロモーションのオファーをあっさり断ったりする
■アルバムを出すと売上アップを目指しツアーに出るアーティストが多く「ツアーが莫大な収入源になる」ことはよく知られた話だが、ゼインはツアーも嫌がる

今回のアルバム発売後には「ツアーを予定している」という話もあるが、ゼインとの仕事はよほど困難だったとみて間違いない。

ちなみに日本では「タレントのマネージャー=付き人」というイメージもあるが、『The Guardian』は英米における有名ミュージシャンのマネージャー職について「アーティストとレーベルが目指す内容にあうプロジェクトを取りまとめることが基本的な仕事」と解説している。大ヒット曲のリリースを目指す、そして人気音楽祭に出演できるよう動くのもマネージャーの仕事という。これをうまく進めるにはアーティストとレーベルを代表し「様々なエージェンシーと話をまとめること」「しかも仕事がスムーズに進むよう手配し、締切厳守は基本中の基本」とのことた。つまりアーティストとレーベルを成功させることを一番に考えつつ、他社との関係も大切に維持することが必要になってくる。

またミュージックビジネスに関し研究を重ね、どのプロモーターや放送局、レコード会社がアーティストに重要な影響を与えるかを知ること、常にプロ意識を忘れず、友好的かつ近寄りやすい雰囲気を維持して新たな人脈を作っていくことも大事な仕事だという。アーティストやレーベルを成功させていく重要な役割を担うマネージャー職。ゼインのようなトップアーティストのマネージャーであれば報酬もそれなりに良かったのだろうが、「もう我慢できない」との思いが爆発したという背景もありそうだ。



画像は『Zayn Malik 2018年4月14日付Instagram』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)
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