妊婦役の篠田麻里子に反響! 『Missデビル』が切り込んだマタニティハラスメント問題

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2018年05月20日 16:02  リアルサウンド

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 過酷な新人研修、社内セクハラ、働き方改革などさまざまな社会問題に切り込んでいる『Missデビル 人事の悪魔・椿眞子』(日本テレビ系)。5月19日に放送された第6話ではマタニティハラスメントが題材となり、妊娠中の女性社員・吉竹唯香役を篠田麻里子が務めた。


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 マタニティハラスメントとは、職場において妊娠・出産を理由に解雇や自主退職を強要されたり、嫌がらせの被害を被ったりこと。篠田が演じた吉竹も上司からのえこひいきにより部内で孤立していってしまう。吉竹を気遣うあまり過剰な待遇措置を行う上司や、「妊娠してる人が偉いみたい」「産めない人だっているのに」と吉竹の仕事を回されることに嫌気をさし愚痴を漏らす女子社員たち。マタハラを気にしすぎた社内の姿勢が妊婦にとって余計なストレスとなってしまっていた。


 本ドラマでは、宣伝広報部へ研修に行った斉藤博史(佐藤勝利)の目線で、“女性の働き方問題”であるこの題材が語られている。斉藤は「女の人はいろいろなことを選ばなきゃいけないんですね」と社会の現実にショックを受け、伊東千紘(木村佳乃)に相談する。伊東は斉藤の胸の内に「男だから女だからなんてそんな風に悩む必要がなくなればいいわね」と女だから結婚や出産、仕事を続けるのかの選択を迫られるのはおかしいと答えた。


 また、吉竹が上司からの圧力と過剰な待遇、同僚からの嫌味に耐えながらひとり闘う姿はハイライトのひとつだった。会社の子育て支援制度をアピールするため、上司によって退職願を取り下げられていた吉竹。結果、上司のマタハラが椿眞子(菜々緒)によって社内に告発され、吉竹は会社を辞めることとなった。


 メッセージ性の強い回だっただけに、放送後には視聴者から大きな反響があった。社会問題に切り込むのが型になってきている本ドラマ。だが水面下では、椿の過去や社長・大沢(船越英一郎)、会長・喜多村(西田敏行)の思惑も動きつつある。斉藤の父が共亜火災を訪れる次週放送の第7話では、本編も大きく動き出すだろう。


(馬場翔大)


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