上川隆也、スーツ姿でロッククライミングに初挑戦「ミスマッチの極み」

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2018年06月24日 11:52  TVerプラス

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上川隆也が、7月12日にスタートする木曜ミステリー『遺留捜査』(テレビ朝日系、毎週木曜20:00〜)の初回2時間スペシャルで、ロッククライミングに初挑戦。スーツ姿で挑むシーン写真が先行公開された。

『遺留捜査』は、事件現場に残された“遺留品”が持つ意味を徹底的に探り、声なき遺体が訴えたかったメッセージを代弁する不思議キャラの刑事・糸村聡(上川)が、事件そのものを解決するだけでなく、遺族の心情をも救う様を描いた人気シリーズ。

第5シーズンとなる今回の舞台は、前作に引き続き、京都府警“特別捜査対策室”、通称“特対”。派手な事件から高度な情報管理が義務づけられる隠密捜査、他府県との合同捜査などを担当するプロフェッショナル集団で、その“特対”に今シーズンより、梶原善演じる新メンバー・岩田信之が加入。プライド高く、猪突猛進タイプの刑事・岩田が糸村とどう絡んでいくのかが、みどころのひとつになる。

そんな特対メンバーが初回2時間スペシャルで挑むのは、文化庁美術品危機管理対策課、通称“文化財Gメン”の女性メンバーが、山中の岩場で遺体となって見つかった事件。臨場した糸村は、まだ残されているであろう遺留品を採取するため、いきなり岩場を登りはじめるという展開が描かれるため、上川がクライミングに挑むことになった。

撮影は、滋賀県内の山中にある、高さ20メートル以上の岩塔がそそり立つロッククライミングの名所で敢行。前日に雨が降ったため岩が濡れており、足もとのコンディションは良好とはいい難い状況で、かつ遺留品を探すために突然、糸村が岩壁を登りはじめるという設定のため、スーツ姿でクライミングに挑まなければならず、初挑戦の上川にとっては過酷な条件がズラリ。

だが、上川は「高いところは決して苦手ではないので、包み隠さず申し上げると……とても楽しみでした!」と実はクライミングシーンの撮影を心待ちにしていたようで、「岩肌が湿っていたので、ちょっとした体重のかけ方でツルンと滑ってしまい、全身を使う作業でした」と語るものの、登攀シーンを快調に熱演。「めったにできない体験なので楽しく臨ませていただきました。岩場の中腹に立ったときの景観は素晴らしいものがありました!」と、初クライミングに感動した様子。

ただし、スーツ姿の男が岩場を登るという違和感のある光景に、「岩とスーツって、ミスマッチの極みだったと思います(笑)」と苦笑いし、「奇態な男が岩場に張り付いている様を楽しんでいただければ。ちょっとヒヤッとする場面もありますので、そこも含めてご覧いただきたいですね」と、このシーンのみどころを明かしている。

また、この初回2時間スペシャルには、柄本明、平泉成、松下由樹、中村俊介らがゲスト出演。錚々たるメンバーに、上川は「どなたが主役を演じてもおかしくないような方ばかりで、ゲストの皆さんだけで映画を1本撮れそうなほどの重厚感がありました。そんな豪華ゲストの皆さんが、2018年の『遺留捜査』のスタートを彩り鮮やかに飾ってくださいました」と感謝の言葉を述べた。

さらに、「『遺留捜査』は登場人物たちが遺留品にどんな気持ちを託していたのか、“思いの交錯”を大切に描く作品。ぜひ初回から『遺留捜査』ならではの物語を楽しみにしていただきたいですね!」と作品の魅力を力強くアピールしている。
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