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進化する冷凍食品 意外な“正しい調理法”をチェック!

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2018年07月17日 11:22  AERA dot.

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写真鶏のから揚げの調理例。大きくてジューシーな味わいだ(ニチレイフーズ提供)
鶏のから揚げの調理例。大きくてジューシーな味わいだ(ニチレイフーズ提供)
 冷凍食品の人気が高まっています。昨年の家庭用の国内生産量は65万トンで過去最高。料理の種類は増えていて味も良くなっています。ニチレイフーズの売上高ベスト10(2017年度版)には炒飯やから揚げなど定番のほか、「焼おにぎり10個入」や「今川焼(あずきあん)」などもランクイン。バリエーションも増え、進化した冷凍食品で快適に過ごしましょう。

【ニチレイフーズの売上高ベスト10はこちら】

 ニチレイフーズのランキングには、同社が扱わない麺類は入っていないが、ほかのメーカーが手がける冷凍麺類も進化している。ゆでたらすぐに急速冷凍されているので、うどんやパスタ、ラーメンはもちもち感がある。

「ソースに、麺の改善が追い付いた印象です。パスタは格段においしくなりました」(冷凍生活アドバイザーの、「冷凍王子」こと西川剛史さん)

 電子レンジを使わない自然解凍の商品は増えている。各メーカーが開発に力を入れていて、ハンバーグやグラタンなどさまざまだ。

 エビフライやメンチカツといった揚げ物も、室温で2〜3時間ほど置くことで食べられる。大量の揚げ油を用意し、汗だくになりながら料理しなくていいのだ。片付けで悩むこともない。

 暑くなればビールを飲みたくなる。おつまみには自然解凍した枝豆がおすすめ。ビールと冷たい枝豆は最高の取り合わせだ。急ぐ場合は数分間、流水にさらしてもいい。

 スーパーの多くで特売されるなど、安さが売りになることが多い冷凍食品だが、高級なものもある。

 小売り大手のイオンは、フランスの高級冷凍食品専門店「ピカール」を国内で展開している。16年に東京・青山に単独店第1号をオープン。今は都内に単独店が計7店舗ある。

 パスタやカレー、魚のムニエルやムール貝のワイン蒸しなど品ぞろえは豊富だ。値段は千円を超えるものもあり、国産の定番商品より高めだが、食に関心のある人らに支持されている。運営するイオンの子会社「イオンサヴール」の小野倫子社長はこう話す。

「焼き立てのクロワッサンなど、365日いつでも楽しめる品ぞろえを目指しています。直近では、白ワインに合う『アトランティックサーモンのタルタル』が人気です」

 冷凍食品の良さや最近のトレンドが、わかってもらえただろうか。ここからは、正しい利用法を見ていこう。

「解凍はパッケージの裏にある表示通りにします。ラップをかける、かけないとか、解凍時間や温度などいろんなパターンがあります。基本的には上からおすすめ順に書かれています」(日本冷凍食品協会の三浦佳子・広報部長)

 表示通りにやって、もしもまだ冷たければ、10秒程度のこまめな時間追加で温めよう。

「電子レンジのオートボタンは使わないほうがいいでしょう。皿に均等に食材を並べるのも基本です。電子レンジに入れる前に、中途半端に解凍するのはよくありません。凍ったままの調理が鉄則です」(同)

 保存法にも注意しよう。温度変化を起こさないことが大事だ。冷凍庫の開け閉めを最小限にするため、どこに何があるのかを把握しておこう。

 西川さんは、冷凍庫には3割のスペースを空けておくべきだと助言する。

「パンパンに入れると、下に入っているものを取り出すために、上のものを移動させる必要があります。温度変化で食品が傷みやすくなってしまいます。入れる際には余裕を持って、縦に並べて入れると良いでしょう」

 買い物をするときにも温度変化には気を配ろう。保冷バッグを持参するのも有効だ。

「スーパーで冷凍食品を買うときは、まとめ買いがおすすめです。一緒に袋に入れて持ち帰ることで、お互いが冷やし合うからです。買い物カゴに入れるのも最後にして、袋に入れるまでの時間を短くしましょう」(三浦さん)

 冷凍している食品はずっと保存できるようなイメージを持つ人も多いが、賞味期限はある。商品によってまちまちだが、数カ月から1年程度のものが目立つ。賞味期限が切れたからといってすぐに食べられなくなるわけではないが、味わいは落ちる。保存状態によっては早く劣化する恐れもある。できるだけ古いものから順番に食べる習慣をつけよう。

 冷凍庫にいろんな商品を入れておけば、食卓は豊かになる。いざというときは、缶詰と同じように防災用の備蓄にもなる。夏が本格化するこれからが、冷凍食品をまとめ買いするチャンスだ。(本誌・大崎百紀)

※週刊朝日 2018年7月20日号より抜粋

このニュースに関するつぶやき

  • 例えば表示に2分とあるものは、表1分裏1分というやり方で温めるとムラがないぞ。最近の冷凍パスタは理想的な茹で加減で好き。
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  • 「パッケージの裏にある表示通りに」 …意外でも何でもない(笑)
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