日本代表ゴールキーパーの川島永嗣が、テレビ東京系で7月21日に放送されたサッカー番組『FOOT×BRAIN』（毎週土曜24:20〜）にゲスト出演。「2018 FIFA ワールドカップ」の“コロンビア戦のFKの処理”や“ポーランド戦のラスト10分”を振り返ると共に、“ゴールキーパーのレベルアップ”について持論を展開した。
2014年のブラジル大会。日本代表は「自分たちのサッカー」というキーワードを掲げ、世界の強豪に対して真っ向勝負で立ち向かった。しかし、結果は惨敗。自分たちのサッカーを披露することさえ叶わずに大会を去ることになった。川島は「あの時に覚えた感情は一生消えません。でも、それを払拭するチャンスを得ることができたと皆が感じて気合いが入っていました」と今大会に懸けた思いを告白した。
そして迎えたコロンビア戦。日本は立ち上がりから積極的な動き出しを見せ、開始3分にPKで1-0とリードし、数的有利に立つことに成功。自陣ゴール前にいた川島は何が起きたのかすぐには理解できなかったそうで、レッドカードを受けたサンチェスが日本陣地の方に歩いてくる姿を見て味方選手に「マークをしっかりしとけよ！」と指示を出しそうになった程、思いもよらない展開だったという。一方で「自分たちで大きく試合の流れを引き寄せられた」と良い大会の入り方ができたと振り返った。
幸先良くスタートを切った日本だが、前半39分、ゴール前でファールを取られ直接FKから失点。キッカーのキンテロが左足で放ったグラウンダーのシュートは壁の下を抜け、川島の指先をかすめて無情にもゴールラインを割ってしまった。試合前のミーティングで「ボールが通らない高さで飛ぶ」と確認していたこともあり、壁の上を越えてくるボールスピードへの準備はできていたという。しかし、ボールが壁の下を通ると（上を越えるよりも直線的に来るので）想定よりもゴールに近いところでボールが視野に現れるため、キーパーにとって難しい処理になってしまったと、この時の状況を解説した。
さらに川島は、セネガル戦で決定的なミスを犯してしまう。原口元気のクリアを拾ったセネガルのサバリが放ったシュートに対して、川島はパンチングを選択。だが、処理を誤った結果、詰めていたマネに当ててしまい、みすみす得点をプレゼントする形になってしまった。このプレーは日本のみならず世界でも大きく取り上げられ、大バッシングに見舞われることになった。これについて川島は「批判されたり、ミスに対して何か言われたりする覚悟がないとあの場に立っていられません」と語り、「ミスが起きないように常に心がけていますが、もしミスが起きたら自分の責任であり、それを受け入れて前に進むことが重要」とコメント。一方で、2戦目を終えた時点で西野朗監督に対して「チームにしっかりとしたパフォーマンスで貢献できていない。信頼して貰っているのに申し訳ない」と謝意を伝えたと告白。これを受けて西野監督がどのような言葉をかけたかは明かされなかったが、自身の中のわだかまりは消え、気を新たに3戦目に臨めたと明かした。
2014年のブラジル大会。日本代表は「自分たちのサッカー」というキーワードを掲げ、世界の強豪に対して真っ向勝負で立ち向かった。しかし、結果は惨敗。自分たちのサッカーを披露することさえ叶わずに大会を去ることになった。川島は「あの時に覚えた感情は一生消えません。でも、それを払拭するチャンスを得ることができたと皆が感じて気合いが入っていました」と今大会に懸けた思いを告白した。
そして迎えたコロンビア戦。日本は立ち上がりから積極的な動き出しを見せ、開始3分にPKで1-0とリードし、数的有利に立つことに成功。自陣ゴール前にいた川島は何が起きたのかすぐには理解できなかったそうで、レッドカードを受けたサンチェスが日本陣地の方に歩いてくる姿を見て味方選手に「マークをしっかりしとけよ！」と指示を出しそうになった程、思いもよらない展開だったという。一方で「自分たちで大きく試合の流れを引き寄せられた」と良い大会の入り方ができたと振り返った。
幸先良くスタートを切った日本だが、前半39分、ゴール前でファールを取られ直接FKから失点。キッカーのキンテロが左足で放ったグラウンダーのシュートは壁の下を抜け、川島の指先をかすめて無情にもゴールラインを割ってしまった。試合前のミーティングで「ボールが通らない高さで飛ぶ」と確認していたこともあり、壁の上を越えてくるボールスピードへの準備はできていたという。しかし、ボールが壁の下を通ると（上を越えるよりも直線的に来るので）想定よりもゴールに近いところでボールが視野に現れるため、キーパーにとって難しい処理になってしまったと、この時の状況を解説した。
さらに川島は、セネガル戦で決定的なミスを犯してしまう。原口元気のクリアを拾ったセネガルのサバリが放ったシュートに対して、川島はパンチングを選択。だが、処理を誤った結果、詰めていたマネに当ててしまい、みすみす得点をプレゼントする形になってしまった。このプレーは日本のみならず世界でも大きく取り上げられ、大バッシングに見舞われることになった。これについて川島は「批判されたり、ミスに対して何か言われたりする覚悟がないとあの場に立っていられません」と語り、「ミスが起きないように常に心がけていますが、もしミスが起きたら自分の責任であり、それを受け入れて前に進むことが重要」とコメント。一方で、2戦目を終えた時点で西野朗監督に対して「チームにしっかりとしたパフォーマンスで貢献できていない。信頼して貰っているのに申し訳ない」と謝意を伝えたと告白。これを受けて西野監督がどのような言葉をかけたかは明かされなかったが、自身の中のわだかまりは消え、気を新たに3戦目に臨めたと明かした。
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