全日本F3選手権第5ラウンドに藤波清斗が参戦「もっと速さを追求していきたい」

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2018年08月17日 00:01  AUTOSPORT web

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全日本F3選手権第5ラウンドでB-MAX RACING TEAMの21号車を駆る藤波清斗
8月18〜19日に、ツインリンクもてぎで開催される全日本F3選手権第5ラウンドに、B-MAX RACING TEAMから藤波清斗が参戦することになった。藤波にとっては5年ぶりのフォーミュラ参戦となる。

 1995年生まれの藤波は、全日本カートから2012年からフォーミュラチャレンジ・ジャパンに参戦。その後14年からはスーパー耐久、また17年にはスーパーGT GT300クラスでマッハ車検 MC86 GTNETをドライブ。今季はスーパー耐久に浜野彰彦、星野一樹と組んで参戦し、富士24時間で優勝しランキング首位に立っているほか、スーパーGTでは第5戦富士で坂口夏月、平木湧也とともにマッハ車検 MC86 Y's distractionをドライブしていた。

 そんな藤波だが、今季毎戦ドライバーが変わっているB-MAX RACING TEAMの21号車を急遽ドライブすることになった。「前々からドライブしたい希望はお伝えしていたのですが、(B-MAX RACING TEAMの)今回組田龍司代表から直接お話しをいただき、その時点で『ぜひ挑戦したいです』とお願いしました」と藤波は参戦のいきさつを語ってくれた。

 FCJに参戦していた2013年以来、なんと5年ぶりののフォーミュラのドライブだという藤波だが、8月16日に行われた専有走行1回目では、途中トラブルもあったものの、33周をこなし1分48秒203というベストタイムを記録した。

「ひさびさのフォーミュラで、今までハコに慣れていた分戸惑うところもありましたが、少しずつ慣れてダウンフォースの感覚も掴めてきました。まだまだ勉強することはたくさんありますが、すごく面白いです。速さはまだ足りませんが、もっと追求していって、トップグループで戦いたいと思っています」と藤波。

 ただ、今季の全日本F3は非常にハイレベルで、そう簡単には上位には食い込めない。この日走り出しとは言え、トップタイムをマークした坪井翔(カローラ中京 Kuo TOM'S F317)とのタイム差も大きい。

「もちろんそうですね」と藤波は認めつつも、「今後のレースにも乗れるように、しっかり結果を出したいですし、最善を尽くして組田代表にまた声をかけていただけるようにしたいです」と意気込む。

「頑張って表彰台に乗りたいです。今の段階ではまだ程遠いですが(苦笑)、思っていたよりもフィーリングが良かったですし、まわりに食らいついていきたいです」

 スーパーGT、そしてスーパー耐久でも光る走りをみせており、周囲の期待も高い藤波。F3というチャンスを掴んだこのもてぎでも、その輝きを期待したいところだ。

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